33「マフラー」玉森side ページ33
玉森side
「いらっしゃいませ。
すごくお似合いですよっ。」
A「///」
(玉森)「うん、似合ってる//
これ、お願いします。」
A「///」
「かしこまりました。
ありがとうございます。
どうぞっ、こちらのカウンターへ。」
俺は、即決した。
Aに、すごく似合っていた//
//…
(玉森)「A、向こうのカウンター行くよっ。」
A「//あっ…うん…、、」
きょときょとしながら俺の後を付いて歩く A。
…
そう…カウンターに並びで掛けると、お会計の間 紅茶を出してくれた。
A「//…」
でも、手を付けようとしない A。
(玉森)「ん?どうした?
飲まないの?
冷めちゃうよっ。」
A「//こういう…高級ブランド店…、、緊張してしまって…//、、
不慣れで、、すみません、、、」
それを言う Aは、緊張で表情が硬く、俯いてばかり。
でも、そんなところも けなげで可愛いんだけどさ//…
//…
……
A「、、あの…マフラーですが、、
、、あれは…」
そう…まだ言い切らないうちに…
「お待たせ致しました。
こちらクレジットカードのお返しでございます。
只今、お包み致します。
プレゼントラッピングになさいますか?」
A「///」
会計に離れた店員さんが俺らの元へ戻ってきた。
(玉森)「いえ、すぐに巻いて帰りたいので、そのままで。」
A「//?!//」
俺は、店員さんからマフラーを受け取った。
A「//まっ、巻いてっ、帰るっ、というのは、、、//」
慌てて、言葉を詰まらす Aの首に、俺はマフラーを巻いた。
(玉森)「今日買った毛糸で、また編むとなると時間が掛かるでしょっ。
それまでの間、寒いからさ…、
よかったら、これ…使ってよっ。」
A「///」
……………
……
…それから店を出て、再びデパートの中を歩くも、
Aは顔を赤くして、目はまん丸にしたまんま(笑)
(玉森)「ふふふ(笑)
まばたき、してしてww(爆笑)」
A「///」
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作者名:りんこ | 作成日時:2022年1月27日 1時