42「ゆっくりでいいからさ…」玉森side ページ42
玉森side
(玉森)「もう洋服は、それで決まりねっ。
だから、今日は もう…、
ここ…パッと片付けて早く寝た方がいいよ。
手伝うよ。」
俺は、洋服を一枚一枚手に取り、次から次へとたたんでは片付けた。
A「/、、、」
その間、白のワンピースを握りしめたまま その場に立ち尽くし、俯いたままの Aちゃん。
、、、
(玉森)「最近 仕事 忙しいの??」
A「/うん…、まぁまぁ…。」
それは、さほど…といった返答で、、
(玉森)「ん?じゃーなに?なんかあった?
俺でよければ、話し…聞くよ。」
A「/えっ、、う、うん…、、。
/えっと…、、
実は…、、/、、」
…その言葉に、立ち尽くしたままのAちゃんを見上げると…
A「/、、」
…唇を噛み締めていた。
(玉森)「うん、いいよ、自分のタイミングでっ。
ゆっくりでいいから話してよ。
どーせっ、洋服こんなにいっぱいあるんだしさっ、
たたむの時間かかるしさー。」
Aちゃんの表情からして、言いづらい事なんだろうなっていうのは、ひしひしと伝わってはきていた。
だから、あえて目を合わせる事なく、俺は洋服をたたみながら平然と…彼女の時を待つ事にした。
…………
……、、
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作者名:りんこ | 作成日時:2020年8月1日 2時