15「連絡先」 ページ15
�犁�きたら連絡ちょうだい。玉◯裕◯��
……
すっかり彼の言葉に甘え、眠ってしまった昨夜。
…
リビングに転がるミネラルウォーターのペットボトル。
これは…、私が昨夜 飲みかけた物。
…
ソファーに丁寧に畳まれて置かれたブランケット。
これは…、彼が眠る時に使った物。
…
本当に、昨夜…彼は ここへ…泊まり…。
…
そして、本当に…何も無かった。
何もされなかった。
…
�牴供�嘘は付かないよ。��
��Aちゃんが、イヤな事は絶対にしない。約束する。��
…そう頭の中で昨夜の言葉がリピートすれば、
あの日以来、人に対して不信感しか無かった私の心を和ませるようだった。
彼は、信じても良い人なんじゃないかって…。
……
私は、テーブルの上に置かれたメモに目を通すと彼の連絡先へLIN◯を…、さっそく…。
…、、
�犧鯡襪� ありがとうございました。
お世話になってしまい、すみませんでした。
連絡先の交換も ありがとうございます。
A��
……
これで、よし！
今日は会社も休みだし、もう一眠りするかな！
…
…そうベッドに横になれば、、
♪〜
LIN◯音。
ベッド脇に置いたスマホに手を伸ばせば…
A「えぇ？！もう返信？！」
�犧Ｆ� 会える？？��
A「えぇっ？！また今日も？！」
………
�爐發靴�して忘れ物とかですか？��
…既読
�猖困貶�？？
そうじゃ無くて、ご近所だから、仕事帰りに寄るね��
…………
……
ご近所かぁ…、、
…、、
私は その文面に、窓から彼の住む高層マンションを見上げた。
…、、
さすが芸能人…、、
あそこの高層階にでも住んでたりするんだろうな…、、
家賃高そう…、、
…そんな事を考えながら、彼のフルネームが分かったところで あれこれググれば……
……、、
えっ……、、
あっ、、
……、、、
スマホを持つ手が震えて止まらなくなっていた。
ー1%の恋 ー
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作者名：りんこ | 作成日時：2020年8月1日 2時
