私の旦那様は與真司郎。

マジかよ〜mitsuhiro side〜 ページ37

西島と千晃から全ての話を
聞いて驚きしかねぇわ。


あの真司郎が浮気するなんてな…


そうと決まった訳じゃねえけど、
白か黒で言ったら黒だ。


それから、日替わりで交代で
Aちゃんのお見舞いをする約束をして
西島の家を後にした。


俺は、病院に行く時にタクシーだったから
直也くんの車に乗った。


日「直也くん、悪いな。」

浦「別に良いぜ♪」


普段と変わらない接し方をする直也くん。

さっきの話の時も誰よりも落ち着いていた。
流石、俺等のリーダーだよな。

こうじゃなきゃ、
生徒会長なんて務まんねぇよな。


勝手に1人で納得した俺。


宇「A、
このまま目覚めないとか無いよね。」

浦「実彩子…」

宇「私、あの子が居なかったら
生きていけないよっ…」

日「宇野…。」


涙が溢れ出る実彩子の頭を、
運転しながら撫でる直也くん。


浦「Aちゃんだもん！
居なくなったら俺等の姫が居なくなるだろ？」

日「だな！宇野は女王様だし千晃は天使だし。
俺等に姫は必要だもんな！」

宇「だっちゃん。それフォローになってない。
軽く悪口だからね。レモンいる？」

日「ごめんって！！」

宇「ﾊﾊｯ。でも、ありがとう。元気出た。」



宇野にレモンなんて口に突っ込まれたら
たまったもんじゃねぇな。笑


日「ありがとな。またな！」


暫くすれば、俺の家に着き2人と別れて
パソコンに向かった。



宇野は、いつでもAちゃん思いの
女王様だな。


友達思いのお人好しで優しいAちゃんが
俺等を置いて行く訳ねぇよな。

じゃねえと、
俺等を優しく包み込んでくれる奴が
居なくなるだろ？

そうなったら困るもんな。
特に、俺とにっしまはな。笑
みんなからの風当たりが強いからな〜。
超強風の氷点下だもんな。笑








なんて、無理にでも笑ってねぇと
やってらんねぇよ。




神様。頼むよ。俺等何だってするからさ、
Aちゃんを連れて行かないでくれよ。

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