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硝子のハート〜takahiro side〜 ページ25

買い物も終わり
俺の車に乗って
マンションを目指す


『もうこんな時間っ!
真ちゃん、帰ってるかも!』

隆「本当だっ!真司郎に殺されるわ!
こんな時間まで何してんねんって!」

『人の旦那さんを殺人犯にしないでよ。笑』

隆「真司郎なら、やりかね無いだろ?笑」

『そうかな〜?
あ!すみれちゃんのお家見えて来たね!』


あと500メートルほどで、すみれの家の目の前。

すみれんちの前には車が止まってる。


『桜ちゃん、今帰りなのかな?』

隆「おい、アレって…。」

『真ちゃん…っ。』


すみれんちに近付けば近づくほど、
疑惑が確信に変わる。

アレは、間違い無く真司郎の車だ…

そして、
助手席から降りて来たのは間違い無く
すみれの妹、白鹿 桜だ。


桜が車から降りると
真司郎も車から降りて桜の元に駆け寄った…


何かを呟くと
桜の頭をポンポンしながら
優しい笑顔で笑う真司郎。

アレじゃあ、何処から見てもカップルにしか
見えねぇよ。


隆「見んな。」


俺は、左手でAちゃんの目を隠す様に
俺の肩に抱き寄せた。

すみれんちを通り過ぎた頃
Aちゃんはガバッと俺から離れた。


『もお!にっしー、ビックリするでしょっ?』

隆「あ〜、ゴメンな。」


明るく笑いながら言ったAちゃん。


隆「きっと、理由が…『送ってあげるとか
流石、真ちゃんだねっ♪優しいっ!!』


"きっと、理由がある"と言おうとする
俺の言葉を遮って
異常な程までの明るい声で言ったAちゃん


真司郎、
何してんだよ…っ。


こんだけお前の事を想ってくれる女を
傷付けんじゃねえよ。


ほら、
すげー無理して笑ってんじゃんか。


隆「無理すんなって。泣きてえなら泣けよ。
俺がAちゃんを助けてやるからって
言っただろ?」

『にっしー…。
ありがと…、でも私は大丈夫だからっ。』

隆「辛くなったら俺に言え。
いつでも、俺が盾になる。」

『うん。』


優しい表情でハニかんだAちゃん。

純粋なAちゃんだからこそ
疑う事を嫌い、疑う事を知らない。
信じる心しか無く
誰かが気付いてやらねぇとボロボロに
傷付いてしまうAちゃん…。


きっと今だって
真ちゃんは、そんな事しない。と
信じて暗示を掛けているに違いない。


無言のままAちゃんちに着いた。


『くつろいでて良いからね♪
私、ご飯作るからっ!』


俺をソファーに座らせると
珈琲を持ってきたAちゃん。

私の血と心の傷→←いつまでも俺の姫〜takahiro side〜



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さくさく - 推しは真ちゃんとしゅーちゃんで、好きな曲は恋音と雨空とさよならの前にとLoveです! (2017年10月9日 12時) (レス) id: ac6a81c59c (このIDを非表示/違反報告)
みゆう - 推しは真ちゃんで、好きな曲はLOVERとかです!! (2017年7月4日 20時) (レス) id: 844845a8c8 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 直也くんオチのお話お願いします。直也くんオチって少ないので楽しみに待ってます。 (2016年5月18日 20時) (レス) id: 60b38fad86 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - もぐもぐさん» 番外編でも栄ちゃん描きたいなと思ってます(*´ω`*)新作、Loveもよろしくお願いします(¨ *)(.. *) (2016年2月22日 16時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ - 今読み終わりましたー!真ちゃんがかっこよすぎて(笑)栄ちゃんかわいいっ!作品完成お疲れ様です♪番外編!ニヤニヤしながら待ってまーす(笑) (2016年2月21日 23時) (レス) id: 0fa6fb9291 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tiko | 作成日時:2016年2月14日 3時

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