私の旦那様は與真司郎。

カシオレと2日酔い ページ13

食べ終わると晩酌タイム。


適当なおつまみを用意して
みんなで乾杯をした。


ま、私はお酒苦手だからオレンジジュース。


前に1回だけ真ちゃんと飲んだんだけどね、
"大変やったから他の奴とは飲むな"と
言われてしまったの。

きっと酷い酔い方をしたんだと思う。


日「酒もAちゃんの料理もうめぇ。」

隆「俺、今日はすげえ幸せ。
真司郎が居なかったら。」

真「俺が居って残念やったな。」

浦「まーた、始まったよ。」

秀「千晃も見習えよ！」

千「うっさい！」

宇「こちらもまた始まりましたよ。」


賑やかですね。笑

昔も今も何一つ変わらないこの感じ。
ある意味凄いよね。


それから暫くワイワイと賑やかに過ごした


『トイレ行ってくる〜！』


トイレから戻り、オレンジジュースを
一気に飲む。


あれ…？何コレ…？


私は、そこで意識を手放した…。





*




『ん〜！』


伸びをするといつもと違う感じがした。
目を覚ますと…


『え？何で？』


私はベッドの中で寝てたみたいだけど
何故か足元でブランケットに包まって
寝ているにっしー。

そして、床で寝ているみんな。

何故か真ちゃんは、居ない…。


『え？どういう事…？思い出せない…』


悩んでいると開いた扉


真「起きたんか。頭痛くないか？」

『あ、おはよ。少しだけ痛いかな…。
それより、何で皆居るの？』

真「とりあえず、コッチ来な。」


真ちゃんに促されてリビングに向かった。

そこには食べ散らかし、飲み散らかした
荒れ放題のリビング…


真「Aが間違えて、
俺のカシオレ飲んだん。」

『え…。それで私寝ちゃったの？』

真「おん。みんなも帰らんとか言うからさ。」

『ごめんね…？片付けるね。』

真「2日酔いやし、俺も手伝うわ。」

『ありがとうっ。』


2人で、せっせと荒れ放題のリビングを
片付けた。

ソファーに真ちゃんが座り
真ちゃんの脚の間に私が座った。

そして、
真ちゃんは抹茶ラテ、私はカフェラテを飲む。


『真ちゃんは、大丈夫？お酒残ってない？』

真「大丈夫やで！
俺あんま飲んどらんしな。笑
Aもやけど、みんなも凄かってん。笑」

『そうなのっ？全然覚えてないや〜。』

真「まさか、オレンジジュースと
カシオレ間違えるとは思わんかったわ。笑」

『飲み干してから違和感に気付いて、
そこから記憶無いの。』

真「やらかいとったで。」

『やらかいてましたか…。』



私は、真ちゃんに時折すがりながら
そんな話をした。

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