私の旦那様は與真司郎。

色気より食い気 ページ12

ステンドグラスクッキーの
懐かしさに浸ってる皆をよそに
私は、夜ご飯の準備をした。


宇「まあまあ広いね〜！」

真「宇野ちゃんちも広いやろ？」

浦「まあなー。俺頑張ったから！笑」

隆「マンションって良いよな〜」

千「え、意外〜！」

秀「確かに、西島は一軒家建てそう。」

日「俺の為に建てて☆(ゝω・)v」

千「だっちゃんキモい〜！！」


なんてワイワイ賑やかな皆さん。


直也くん＆実彩子のお家もマンションで
皆で何度かお邪魔したけど、
私達のお家に皆が来たのは初めて。

仕事しながらの引っ越しで
住み始めるの長引いちゃったんだよね。


真ちゃんが選んだシックな
壁掛け時計は19時を指していた…


『真ちゃん、手伝って〜！』


真ちゃんに手伝って貰って
8人座れる様にテーブルを追加した。

とは、言っても元々8人掛けになる
テーブルで折り畳んで普段は
4人掛けに出来るダイニングテーブル。

テーブルの下に片付けてあった
ソファーベンチを出して
これで8人座れる。


そんな大きなテーブルに
次々とお料理を並べた。


『出来たよ〜♪』


ぞろぞろと座っていくみんな。


テーブルの上には、
パエリヤにスープカレー、
タンドリーチキンとエビグラタンとサラダ。


全部大皿で作れる物にした。
もう凄い量だよ、コレ。笑


隆「すっげー美味そう！」

日「真司郎が羨ましいぜ」

秀「千晃も見習えよ！」

千「しゅーちゃん、いっつもそればっか！」

浦「しゅうちあカップルは
いつまでそんな状態で居るつもり？笑」

宇「確かに。笑」

『学生の時と何も変わらない笑』


秀太くんとちあちゃんもカップルなの。

2人が高校3年生の時から。


秀太くんとちあちゃんは幼馴染みだったの。
高校3年生になってやっと付き合えたの。
ずーっと両想いだったのにね。笑


そんな、2人は色気より食い気。

"パエリヤうまそー！"
"おいしそー！"って興奮気味。


隆「早く食おうぜ！！」

真「腹減ったー。」

日「すげー腹鳴ってるわー。」


まあ、色気より食い気なのは
生徒会メンバー全員なんだけどね！笑

もう、生徒会じゃないのに生徒会メンバーって
可笑しいかな？
元生徒会メンバーだよね？


まあ、そんな事はさておき、
みんなで"いただきます"をして食べた。




「………………………。」



そう。


学生時代と変わらず
無言で、無我夢中に食べました。

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