Perfect〜隣人はAAA與真司郎〜

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バイオリンの
手入れをしてケースに
閉まった。



『じゃあ、またいつか。』



私は、そう言って窓を開けて
部屋に入り窓を閉めようとした。



『えっ。閉まんない！！
…って、與さんっ？』




閉めようとした窓を止めて、
勝手に部屋に入って来た與さん。




真「俺、今日オフやから暇やねん。」


『だから…？』


真「話そーや♪
それにA、彼氏とか居らんやろ？」


『何で決めつけるんですか…
彼氏くらい…。』


真「居るん？」


『居ませんよ！！！！悪いですかっ！？
今年27歳になるのに彼氏居ないのが
そんなに悪いですかっ？』


真「や、何でキレるん。笑

てか、俺と同い年なんやな、
タメには見えへんかったわ。」


『それ、どういう事ですか？』


真「童顔やな。
23歳とか20代前半やと思っとったわ。」


『コンプレックスなんですけど…。』


真「なんでなん？
童顔の女の子って可愛えやんか。」


『そりゃ、どーも。』



私の事を馬鹿にする與さんに対して
いやみったらしく、"どーも。"なんて
言いながらも飲み物を出してしまう
私は一体なんなんだろうか…


それも…



真「抹茶ラテや(#^^#)
俺、抹茶大好きやねんっ♪」


『はい、存じ上げております。』


真「なあ、Aってもしかして…。」

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