ごめんな ページ30
tn視点
あれから、1週間が経った
徹夜で情報を集めたり、武器装備を準備したり…
気づけば館内での会話は少なくなっていった
全員、本気だったのだ
Aの失踪から3日後、ついに居場所を突き止めた
森の中…ここから随分離れた敵対している国の中にある
「よし、早速…」
gr「駄目だ、我慢しろ」
準備のため解散しようとするとグルッペンはそれを止めた
何言っているんだ、この人は
多分この場にいる全員がそう思った
shp「なんでですか！？場所はもうわかって…」
gr「武器が不十分だ」
zm「で、も、ナイフ一本あれば…！」
gr「それに情報も足りなすぎる」
gr「居場所を突き止めただけだ、変に突撃して死んでしまえば元も子もない」
グルッペンの正論に誰も何も言えなくなる
Aは苦しみながらも俺達を待っていると考えると胸が痛くなった
gr「大丈夫だ、アイツラの標的は俺達だ」
gr「Aは生きている。落ち着いて情報を集めろ」
悔しいという気持ちを押し鎮めるように、唇を噛んでパソコンへと向かう
Aに変わってられない自分が悪くてしょうがなかった
待っててな、A。必ず助け出すからな
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドガーンッ!!!!
「けほ、けほ…」
gr『後は頼んだゾ』
インカムから、グルッペンの軽い声が聞こえる
のんきやなぁ…こういうときに限って
早くAの場所に行かなくては…
前に偵察には来ているため、多分最短ルートは抑えられている
ゾムやロボロ、まぁその他諸々と別れてAの元へと急ぐ
「…！ここや…！」
幸い鍵はかけられていなく、すぐに入ることはできた
やっとAと合流できた…！
と考えていた俺が馬鹿だった
「A…？」
中に入るとAは床に倒れ込んでいた
それも体中にひどい痣や傷がある
「A！A！A…！A…！」
体を持ち上げるも、随分と軽すぎた
喉をごくりと音を立てて安否を確認する
A「すぅ…すぅ…すぅ…」
「良か、った…」
どうやら眠っているだけらしい
一安心してインカムで無事を知らせる
「遅くなって…ごめんな…」
Aの頬に流れる1筋の涙を拭き取り、抱きかかえて部屋を出た
男「やっとぉ、来たのかぁ…」
「…お前、懲りてないんやな」
…彼にはしっかりとした粛清が必要らしい
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ハサミ(プロフ) - そのさん» 共に頑張りましょう！ (2021年9月26日 18時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» 回りくどい言い方をすればそれっぽくなりますヨ！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» ありがとうございます (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» えーとですね、当たり前なんですけどラストを想像して作るとか、伏線入れてみるとか、後は何ていうんだろう、書いた物語を頭の中で漫画とか絵にして考えてみると意外と書けますよ！普通の小説を読むのも結構勉強になります！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» なるなる俺は、語彙力いろいろやばいもん (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作成日時：2021年2月14日 8時
