最終兵器 ページ22
本当に本当の最終兵器は我らが総統、グルッペン・フューラーだ
彼の手には、ケーキが入っている箱が入った袋が握られていた
gr「これで、Aの機嫌も直るはずだゾ」
kn「…ケーキで？」
gr「ケーキをなめるな。この糖の塊は世界を救うからな」
一同「「「？？？」」」
ニヤニヤと悪そうな笑みを浮かべる総統に、幹部達は頭の上に？を浮かべるだけだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
gr「あ、A」
「…なんですか…っ…ケーキ…！？」
冷たい表情で返事をしようと思ったがそうとはいかなかった
何故なら人質？としてケーキが握られているからである
gr「一緒に食べないか？丁度2つあるんだが…」
「くっ…食べるしかない…」
思ったとおり…とグルさんは目を細めて笑った
ケーキを出すなんて…甘党と知っていて…ずるいぞ…
「…美味しいです…」
gr「それは良かった。お気に入りの洋菓子店でね」
私がムスーッとしながらケーキを食べているのに対して、
グルさんは機嫌良さそうに紅茶を啜っていた
gr「…A」
「なんです…か…！？」
gr「クリームが頬についているゾ」
急に席を立ったかと思えば、私の頬を器用に舐めた
反射的に後ろに下がったがそれはもう遅い
gr「うん…やはり濃厚で美味しいな」
「な…舐めなくても…！」
gr「一番手っ取り早いだろう？」
やっぱりグルさんの手っ取り早いは間違っている
頭おかしいんですかこの人ッ！
gr「…A、表情に出ている」
「…え…？」
gr「隠すのが下手なんだ、Aは」
真っ赤になっている私を見て、グルさんがクスクスと笑う
gr「全部わかっているんだゾ。種明かししてみてはどうだ？」
ば、バレてる…！？
い、いや…勘でそういったのかも…とにかくここで負けるわけには…
私はなんとかやり過ごそうと「何の話ですか？」と返した
gr「ほう…言うことを聞けないのか？」
gr「それならしっかりと教育しないとなぁ…？」
「え…あ…え…」
gr「どうしてもというのならしょうがない」
グルさんの座っていたイスが後ろに倒れる音がする
この人…私を試している…我慢できずに種明かしをするか…
『このままキスしてしまうのか』
「い、いやあぁあああ！！！」
服の中から『ドッキリ大成功！』の看板を出す
成功…じゃないけどな…
gr「チッ…種明かししちゃった…」
「グルさんとキスは嫌です」
gr「…傷ついたゾ」
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ハサミ(プロフ) - そのさん» 共に頑張りましょう！ (2021年9月26日 18時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» 回りくどい言い方をすればそれっぽくなりますヨ！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» ありがとうございます (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» えーとですね、当たり前なんですけどラストを想像して作るとか、伏線入れてみるとか、後は何ていうんだろう、書いた物語を頭の中で漫画とか絵にして考えてみると意外と書けますよ！普通の小説を読むのも結構勉強になります！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» なるなる俺は、語彙力いろいろやばいもん (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作成日時：2021年2月14日 8時
