《刀剣乱舞》我が主（男主） (ページ4)

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五月雨みっつページ4

｢新たな刀剣？それと本能寺への出陣が関係あるんだよね？｣

｢あー、だったらおだの刀ですね!!｣

謎が解けた!!とばかりにこちらを見つめてくる今剣には悪いが…

｢ハズレだ、織田の刀ではないんだな～関わりはあるけど…｣

｢え!!違うんですか？｣

合ってると思ったのに…ってむくれてる今剣も可愛い。

｢何かヒントをおくれよ、君のことだ何かしらさっきまでの会話に入れて来てるんだろう？｣

｢入れたっちゃ、入れたけどそん時歌仙居なかったんだよな～｣

あっ!!と声をあげた今剣がキラキラした目で俺を見てくる…

｢お、今剣解ったのか!!｣

｢はい!!わかりましたよ!!さみだれ、ですよね！｣

｢そうそう、五月雨。歌仙、もう分かるか？｣

五月雨に本能寺で織田と関わりのある人物の物ここまでヒントがあったら歌仙なら解るはず。

｢あー、ときは今あめが下なる五月哉。明智光秀、かな？｣

｢せーかい、明智光秀の愛刀、長船の太刀、備前近景だよ～一応歌仙とも関わりあるんじゃない？｣

主の嫁さんのお父上の愛刀だしーと付け加えるとやっぱり何度か会ったことがあるみたいだ。

｢それなら余計に薬研君を部隊に入れるのはどうかと思うんだけど…｣

｢そうですよー、じぶんがもえる原因になったひとの刀とはいっしょにいづらいですよー｣

｢うー、それもそうなんだけど…今逃げちゃったらもう仲直りっていうか協力出来なくなっちゃうだろ？｣

戦で連携取れないのは困るし、生活面でも互いに苦しいと思うんだよな…

｢はあ…まあ、君なりの考えがあるのはわかったよ、それじゃあ僕は第一部隊に連絡してくるからね。｣

流石に五年目の付き合いとなると僕のこと、良くわかってるな～

なんて考えながら今剣を膝に乗せて仕事を再開させた。