《刀剣乱舞》我が主（男主） (ページ3)

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五月雨ふたつページ3

季節は春が過ぎ梅雨に入ろうとしている５月中旬、我が本丸は連日降り続ける雨のため洗濯物が溜まる…

｢あめ、やみませんねぇ｣

お外で遊びたいですよー!と呟きながら外を眺めているのは初期鍛刀の今剣、ごめんよ…

サニワさんは天気を変えるなんて特殊な能力持っていないんだ…

｢雨も良いじゃないか、この時期の長雨の名前、とっても綺麗なんだぞ？｣

｢なんて言うんですか?｣

｢五月雨って書いてさみだれって読むんだよ。｣

さみだれ、さみだれ…不思議な読み方ですね！って笑ってくれる今剣が可愛い…

すると我が初期刀の歌仙が来た、

｢ああ、部屋にいたんだね。今日の出陣の予定なんだけど、流石にこの雨じゃ偵察の苦手な太刀、大太刀じゃあ不利だと思ってね。長谷部君、薬研君、宗三、骨喰君、鯰尾君、小夜君の部隊に変えようと思ったんだけど、どうかな？｣

あ～
雨で視界も足場も悪くなるしな…

｢よし、じゃあその部隊で…本能寺にしよう!!｣

言った瞬間、二人から冷たい視線が突き刺さる。

｢あるじさま、薬研や宗三がいるぶたいでは本能寺にいかないっていったじゃないですか。｣

｢君のことだから何か考えは有るんだろうけど、流石にそれは…｣

まあ、そう思うのも当然か…薬研は本能寺で焼けたし、宗三も焼かれかけた、ましてや長谷部までいる部隊で本能寺への出陣なんてあいつらからすれば嫌がらせか…

｢あー、実はな新しい刀剣が実装されたんだよ。俺も今さっき知らされたんだが…｣

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