検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:4,953 hit

peach6 ページ7






「よろしくおねがいしまっす!」


「あぁ、よろしくな」




あのあと、体育館の端っこらへんでとりあえず柔軟をさせている


身体が硬いらしい灰羽は、イタタタタと唸り声を出している




「佐原センパイは柔軟しないんですか?」


「俺はもうしたよ。
 
 お前、もしかして毎回柔軟してないとかないよな?」





ギクッと背筋を凍らせて固まる灰羽。

どうやら図星らしい




「お前なぁ……身体壊したら元も子もないんだぞ。基礎とか言う以前にボール触れなくなるぞ」


「ハイッス……」




小さくなっていった巨人兵に可愛いな、と思いつつボールを取ってくる。




「スパイク、打つか?」



「ハイッス!!!!」




可愛いとか言った俺を殴りたい。

元気になれば身長は戻る。

巨人に戻る。




灰羽にボールを投げてもらい、頭上に来たところでトスをする




「フッ」



俺にしてはいいトスだったと思う

灰羽の身長にはピッタリだったはず。





だけど




「わっ」




そのボールは灰羽の首元をかすめて、体育館の床に落ちた。

peach7→←peach5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 孤爪研磨 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:地上もち | 作成日時:2017年3月26日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。