モルセラの花をお兄様に【太宰治】 (ページ10)

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七話ページ10

NOside

ｶﾞﾁｬ

真ん中には森鴎外、その隣にエリス嬢

すこし間を開けて中原中也、尾崎紅葉

芥川龍之介、樋口一葉、泉鏡花がいる

その７人の前に沢山の花を持った太宰Aが立っていた

森「全員集まったよ」

A「集まっていただき有難うございます」

ﾎﾞﾌｯ

泉鏡花がAに抱きつく

泉「首領から聞いた」

A「ごめんね鏡花ちゃん」

泉「またいつか会える」

A「そうだね」

そして、花を渡す

A「鏡花ちゃんには『スプレー菊』を贈るよ」

泉「スプレー菊……可愛い」

泉「有難う」

スプレー菊の花言葉は『私はあなたを愛する』

A「樋口さん」

樋口「一緒に任務へ行けて楽しかったわ」

A「私もです」

A「樋口さんには『アイリス』を贈ります」

樋口「わぁ、嬉しい」

アイリスの花言葉は『優しい心』

A「芥川さんを優しく思う心があるからね……」

A「じゃ、芥川さん」

芥川「僕の番か……」

A「芥川さんは一人で突っ走る癖があるけど人一倍努力してることを知ってます」

A「だから芥川さんには『ニゲラ』を贈ります」

芥川「ニゲラか……」

ニゲラの花言葉は『未来』