モルセラの花をお兄様に【太宰治】 (ページ7)

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四話ページ7

Aside

今日の花は白薔薇

あなたは『白薔薇』の花言葉を知ってる？

そのうち教えてあげる

途中で眠たくなり重たい体をベッドまで運ぼうとしたけど………

ベッドに横たわる前に床に倒れ込んだ

最後に見えたのはさっき水をあげたばかりの白薔薇が折れていた＿＿＿＿＿＿＿

そして、私は目を閉じた

森side

エリス「Aと一緒に食べたい！!」

「駄目」

エリス「リンタロウのケチ」

最近口が悪いなぁ

「じゃあ、食事を届けてくるよ」

ｺﾝｺﾝ

「Aちゃーん」

「食事を持ってきたよ！」

＿＿ｼｰﾝ＿＿＿＿＿

「入っちゃうよ」

ｶﾞﾁｬ

「ちょっ………」

「Aちゃん!？」

ぐったりと横たわるAちゃんの姿があった

「熱？貧血？!」

「Aちゃん！!」

揺さぶってはいけないことを知っているけれどそんな事している場合ではない

「芥川君、今どこにいるんだい」

芥川君に通信をした

芥川「医務室の前ですが」

「ちょうど良かった」

「準備を始めて」

「Aちゃんが……」

芥川「わかりました」

直ぐに医務室へ運んだ