兄に連れられ兄の友人の家に行ったらイケメンがいてビビった ２

和久井健さんの、「もう一度聞くぞ、イヌピー、横浜市がある県は、？」「横浜県、？？」が地味に好きです ページ37

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　兄貴たちの家に付きピンポンを押すと、場地が出てきた







場「おせぇよ、マイキー、」
マ「オレにも用事があんだよ」






　二人でリビングに近づくに連れ、大きく鮮明に聞こえてくる声







真「はぁ？！え、ケン坊、、」
　『そんなショック受ける？』
真「そりゃそうだろ‥」

マ「場地、これどういう状況？」
場「エマがなんか、ドラケンと一緒にでかけたらしくて、ソレ聞いた真一郎くんが落ち込んでる」
マ「え、なんで」

エ「あ、マイキーおかえりー」
　『お、マイキーくんおかえりー！』
真「マンジローおかえりー」







　みんなで迎えてくれる、


　兄貴たちと一緒にいるときは黒い衝動が出てこない




　むしろ心が浄化されていく感覚がする








　『マイキーくんおつかれ？』
マ「うん、」
　『あはは、じゃあおいで』
真「んなっ・・・？！」







　腕を広げるAの胸にダイブする


　って言ってもオレと身長変わんないからハグしあってるだけだけど



　真一郎みたいに筋肉質なわけじゃない。柔らかい。最高

　



　てゆーかA、なんかいい匂いがする







真「はーなーれーろー？？」
マ「Aから腕広げてきたんだもん、厚意は受け取るべきだろ？オレ悪くなーい、」
真「A、！！！」
　『マイキーくんがカワイイのが悪い』








　お互いがお互いのことを悪いと言い合っているこの状況







エ「あっ！マイキーたちはツーリング行くんでしょ？早く行ってきなよ」
マ「そうだった、行こ、場地、シンイチロー」






　Aから離れて二人の手を引く






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　〈Aside〉



　マイキーくん達がツーリングに出掛けてから数分、しばらく無言が続いた




エ「…これは、成功、？」
　『成功っぽい、？』




　そう、私達は二人で密かに、真一郎くんを嫉妬させよう大作戦を決行していた





エ「よかったぁ、！！でもシン兄結構機嫌悪かった‥」
　『やっぱりやり過ぎた、？』
エ「でもマイキーの機嫌は良かったから大丈夫！」
　『え、ほんとに大丈夫？！？！』
エ「あとはいかにAさんがシン兄を甘やかせるかにかかってるから！頑張れ！」
　『らじゃー！！…で、エマちゃんは最近ドラケンくんとはどう？』
エ「今まで通り‥ケンちゃんやっぱ気がないのかなぁ」
　『そんなことはないはず』






　エマちゃん達、両思いだよ、なんて言えない…！！！言っちゃ駄目‥！！

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