兄に連れられ兄の友人の家に行ったらイケメンがいてビビった ２

聖夜決戦 ページ34

〈Aside〉




　12月25日、恋人達の聖夜がやってきた





場「なぁ、マイキーまだー？」
真「まだ長引いてるんじゃねぇの？」
　『抗争だっけ、大丈夫かな？』






　退院してきた圭介くんと真一郎くんと私でテーブルを囲んでいた



　ヒナちゃんも、この間武道くんと別れたって泣いてたし、不安しか無い…





　ー その頃教会では ー


　〈 武道side 〉






　若干フラフラする俺とピンピンしている大寿






　柚葉がもう一度振りかざしたナイフ、


　今度こそヤバいと思ったその時、






三「やめろ柚葉」
武「三ツ谷くん？！！」
三「手ぇ離せよ柚葉、俺の手が切れちまう」






　三ツ谷くん登場。


　もう何があったのかわかんねぇ






　そして柚葉を殴った大寿を見るなり


　大寿に向かって大声で叫ぶ






三「大寿！！俺が相手だ、くそやろう」
大「あ？本気かテメェ？休戦協定はどうすんだ？」
三「んなもんどうだっていいんだよ」
大「コレは俺達柴家の問題だ、部外者が口突っ込むんじゃねぇ」





　再び柚葉を殴ろうとした大寿に、また三ツ谷くんが声を張り上げる





三「妹にはどんな時でも手をあげねぇ、どんな悪さも笑って許してやる、ソレが"兄貴"だバカヤロウ」





　その言葉を、カッコイイと思った


　兄貴肌な三ツ谷くんらしい言葉だ





　そして大寿に向かっていった時。






大「ばかなこと言ってんじゃねぇよ、なぁ？乾」
三「？」






　教会内に響くゴンッという鈍い音とともに、三ツ谷くんがいなくなった





武「三ツ谷くん！！」
八「タカちゃぁぁぁぁぁん！」







　床に伏せる三ツ谷くん、



　もうほんとに、なんも理解できねぇよ…






　そして目を覚ました三ツ谷くんは適切な指示をした




　千冬も三ツ谷くんもボロボロで、三ツ谷くんもはや動ける状況じゃない






　そして俺も大寿に向かっていくけど、力の差はめちゃくちゃある






　当たり前のようにボコボコにされた






八「もうやめろよ武道！！死んじゃうよ！！頑張るなんて辛ェことしても意味ねぇよ！」
武「意味はなくても‥命を懸ける価値はあるだろ？？」






　少なくとも俺は頑張らねぇと駄目だから‥



　それにな、





武「八戒…頑張る事は辛くねぇよ。一番辛い事は……"孤独"な事だ」






　孤独だったからマイキーくんは未来で闇落ちした




　孤独が一番つらいんだぜ、八戒。

友情と勝利→←ホムペ作りました！！！！

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