兄に連れられ兄の友人の家に行ったらイケメンがいてビビった ２

結ちゃんと私と真一郎くんと ページ30

〈真一郎side〉






　八坂結さん？に呼び出されたかと思えば少し離れたところまで連れてこられた。



　俺はこの人と面識はないし、さては今更になってモテ期到来…！？！？！？





結「単刀直入に言います」
真「お、おう」





　あなたのことがずっと好きだったんです！って告白するタイミングか？！


　でもゴメンな、俺にはAという大切な彼女が‥







結「Aちゃんと別れてください」
真「は？？」






　どういうことだ？？

　Aと別れろ？無理に決まってる。別れたくねぇし




　さては、別れた後に付き合ってくださいってパターンの厄介な告白か？？


　…そういうのは全く嬉しくねぇんだよなぁ










結「Aちゃんの事は！！きっと僕のほうが前から好きでした！」
真「…ん？？？？」
結「きっと貴方より、Aちゃんの魅力を知ってます！」
真「チョット待て、？？」






　え？？俺に別れろって言ったのは俺が好きだからじゃなくて、

　Aのことが好きだから？？




　やべぇ、理解できなくなってきた







真「八坂さんって、女の子？？」
結「え、僕？？女の子ですよ？？」
真「ほんとに、？？」
結「ハイ、女子です」
真「だよな？！え、だとしても譲らねぇよ？？」
結「別にいいですよ、別れさせるまでなので」







　すんっと真顔でそう返してくる八坂さん、


　予想の斜め上を来たけど、いや、えぇ、ま、はぁ、マジかー‥






真「とにかく！！別れるつもりはねェから！！じゃあな！！」






　これ以上はキケンと察知した俺、逃げるようにその場を去った





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〈Aside〉




　『真一郎くんまだかなぁ』





　真一郎くんが連行されてからすでに数十分


　なんにもやることがないので、髪をイジイジして遊んでると






真「A…！！」
　『真一郎くん‥！？』





　ぜえはあしながら走ってきた真一郎くんに驚く


　え、そんなヤバいこと言われたの？！






真「バイク乗れ、なるべく早く、今日は飛ばす」
　『え、分かった』





　バイクに乗るや否やスピードを出して走り始めたバブを通してわかる。


　真一郎くん、なんか焦ってる




　バイク屋につくなり、真一郎くんの口から出た警告に、目を見張る






真「八坂、あいつやばい、気をつけろ、できれば大学内で凪沙ちゃんから離れんな」







　八坂ちゃんの脅威に気づくまであと＿＿＿＿＿

シリアスって書くの疲れますよね、ちょっと休憩〜→←なぜそこに、お兄ちゃん達、？？？？？？

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