兄に連れられ兄の友人の家に行ったらイケメンがいてビビった ２

まだ二人共… ページ3

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　「誰だ？あの女」
　「とーまんにも芭流覇羅にも女はいねぇよな」
　「今アイツのことぶん殴ってダウンさせたぞ！あの女！」
　「なにもんだよ？！？！」






　下の方で私を見ながらざわざわしだす人たちを無視し、圭介くんを抱える







　『圭介くん、病院行こう』
場「行かっ、ねぇっ、、！」
　『病院決定！てかとりあえずえっと、寝て！』
場「は？！？！」
冬「そうっすよ！寝てください！！寝ないと死んじゃいます！」
虎「え？いや、」
ド「寝たら逆に死なねぇ？」
　『でも、横たわってたら…ダメか！』
　「「おい！！」」






　色んな人に突っ込まれたけど気にしない気にしない♪






　『あ！半間くん！特攻服貸して！』
半「あぁ、？それは裸になれって？やだぁん、Aちゃんのえっち〜！」
　『半間くん、また再起不能になりたい？』
半「ダリィ、ほらよ」
　『ありがと！』






　にっこり微笑んで受け取ると、みんなの顔がこわばった





　「半間くんが従った、？！」
　「おいまて、ほんとになにもんだよアイツ！」
半「うーん、俺のオレを容赦なく蹴ってきたおもしれぇ女？」
　「ひぃん…」
　「コッワ…」




　『圭介くん！ちゃんと寝てる？！』
場「風邪ンときのオフクロみてぇ」
　『まだ大丈夫そうだね』





　横たわってる圭介くんのお腹に半間くんの特攻服をあてる




　じわじわ滲む血に本格的に血の気が引いていく





　『もしもし！救急です！住所は＿＿＿です！早めにきてください！瀕死が一人いて！』





　やばい死んじゃう、それだけが頭を駆け巡る







　「おい、あれ、やべぇぞ」
　『なにが！』
　「あ、いや、マイキーが…」





　そう言われマイキーくんの方を見ると、一虎くんをぶん殴るマイキーくんが見えた


　マイキーくんのはずなのに、もっと別の人に見えて、ゾッとする





　『スゥ…‥、マイキーくん！』




　深く息を吸って名前を叫ぶと、ピタリと止まり、こっちを振り向くマイキーくん





　ゆっくりと歩み寄り、抱きしめる





マ「…A、？」
　『マイキーくんの気持ちはわかる、真一郎くんのことも圭介くんの事も許せない』






　でもね、




　一度離れて、彼の目を見据える

　その目には、深い不安が滲んでいた







　『でもね、まだ二人とも死んでない、マイキーくんがこの子を殺しちゃったら、逆だよ』







　まだ二人共、行きてるんだから、それは違うよ、マイキーくん

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