No.24 ページ42
道明寺家 ...
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総「だから、ちょっとはやっぱり狙ってたとか？」
司「ふざけんな！！！んなわけねぇだろ」
美「だって倒れ込んで唇重なりましたって、漫画じゃないんだかさ！」
司「じゃあ俺がしたくてあの貧乏女とキスしたってゆーのかよ！！！！」
麻雀もろくに黙って出来ないのか、この三人は。僕は本を読みながら適当に聞き流す。気づけば次はダーツに移ってた。
司「だからファーストキスじゃねぇ！！！」
総「いや、俺の知ってる限りだとファーストキスだな」
司「だから違ぇよ！！！！」
早く投げなよなんて思いながら、また本を読む。
美「やっぱ司はやる事が一味違うね！な？Aちゃん！」
『うん、流石だよ司』
司「おい、お前らが知ってる俺が、俺の全てじゃねぇぞ！」
総「じゃあ、いつした？」
司「え？」
総「昨日のがファーストキスじゃないなら、いつした？」
司「……おん？だからあれだよ、一昨日？」
嘘なのがわかりやすすぎて、本の続きなんかもう、どうでも良くなった。
・ ・ ・
車の中 ...
次は、車の中でチェスする総二郎とあきら
司「だから、類の事は口にすんじゃねぇよ！」
総「そんな事言わないで許してやれよ」
司「アイツが詫び入れたら許してやる」
美「そんな事言って、類がいなくて寂しいくせに」
『そうだそうだ〜』
司「関係ねぇよ！！！類なんかいてもいなくても！」
司、寂しいって顔に書いてあるのに、気づいてないのは本人とその相手の類だけだ。
遅くならないうちにさ、早くまた5人で一緒に居たいよ。
・ ・ ・
美「あれ、牧野つくしじゃん！！！」
総「止めるか司、一期一会だよ〜」
司「ふざけんな余裕でスルー」
美「チェックメイト！！！
はい、Aちゃん、ご褒美頂戴！」
僕はあきらが近づいてきて、思わず司の方に倒れた
『わ』
司「おいあきら、ふざけた真似すんじゃねぇ」
『ごめん、司』
司「…………別に」
美「ちぇ、せっかく勝ったのによ〜」
総「代わり俺がって言ってやりたいとこだけど、野郎とはごめんだな」
美「はは、生憎俺も」
その時、隣の司から「は？」って聞こえてきた。
司「Aも男だろうが、馬鹿じゃねぇの」
美・総「「気づいてない奴居た〜〜〜！！！」」
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トラ吉(プロフ) - flowerさん» ありがとうございます。総二郎ですね！一候補として頑張ってみます。 (2022年1月9日 12時) (
レス) id: 4acc2e7d81 (このIDを非表示/違反報告)
flower(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく読ませて貰っています。流れ的には花沢類が書きやすいと思いますが総二郎落ちにして欲しいです！ (2022年1月6日 10時) (レス) id: 8781bf96ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりのくまさん | 作成日時：2021年9月23日 9時
