79 ページ35
・
大我くんに手を引かれて
はじめて道を歩く。
推しじゃないとは言ったものの
ファンであることは変わりない。
なんかお金の話しとか
恋愛の話とか
現実的な話して
推しじゃなくて旦那なんだなーなんて
でも、手を繋いで家まで帰るのは
まだハードルが高い。
「いきなり喋らなすぎじゃない？」
『緊張します』
「あんず重い」
『交代する？』
歩いて15分くらいで家に着く。
片手であんずをだっこするけど…
『あんず太った？』
「やっぱり？笑」
『交代しません？』
「あと少しだから頑張れ」
『うそでしょ？もう腕復活してますよね？』
「えーあんず片手は重い」
『私もなの！じゃー手離す』
「もー！」
手を離そうとしたら
ぎゅっと握られて、あんずおいでって
変わってくれた。
それがなんだか嬉しくて。
・
・
・
家に帰って玄関のドアを開けて
2匹の足を拭いて中に入れる。
まだみんな寝てるのかな？
リビングをそーっと開けるけど
大我くんはお構いなしに
ドアを開けてスモモとあんずをリビングに入れる
「ただいまー」
慎太郎「おかえり」
高地「おかえりー」
北斗「おかえりなさい」
ジェシーと樹くんだけ
まだ寝てるみたい。
『おはようございます』
中に入ったスモモが樹くんを踏みつける。
『すももだめ』
「スモモいいよ！もっとやれ」
『えー？』
高地「樹にうらみでもあんの？笑」
「ありまくり」
『スモモおいで』
餌をちらつかせるとすぐ飛んでくるスモモ
お腹空いてたみたいでよかった。
『みなさん朝ごはんどうされます？』
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1875人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
唯音(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！ごめんなさい！今気づきました🙇♀️オタクから身内になるって絶対心の切り替え？難しいですよね（）早く幸せになるのを祈るばかり🥹 (2023年3月1日 23時) (
レス) id: 05f16b7693 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 最初は女の子もオタク感強くて可愛かったけど今は色々気にして冷たく接してしまってますよね、早く甘々な2人が見れたら良いな🥺 (2023年2月13日 2時) (レス) @page17 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：唯音
| 作成日時：2023年1月19日 20時
