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携帯からは女性の声







「カフェで携帯を拾いまして…。つい」


?「あ、カフェか〜。ありがとうございます。」






電話の奥では女性二人の話し声


おそらく電話の主は彼女と一緒にいた友達。







?「A!携帯カフェに忘れてるって
  拾ってくれたみたいよ」






って話し声

名前、Aって言うんだ。






『もしもし。電話の持ち主なんですが…』

「あーはい。隣に座ってて…」

『まだ携帯はカフェですよね?』

「あ。そうですね。店員さんに渡そうとしたら
電話が鳴ったので思わず・・・」

『いえ、ありがとうございます。どうしよう・・・』

 








電話もとでは『どうしよう〜』って




なんかめっちゃ悩んでるみたい。










あのカフェちょっと遠いから

取りに行くの明日になるとか









「あのーどうしますか?」

『んー…カフェの人に渡してください。お願いします。』

「すぐ必要なんじゃないの?」

『欲しいけど取りに行く時間ないので…』

「持って行こうか?どこいるの?」







犬の散歩してたんだし

家はたぶん近い。







友達は呆れた顔をして俺を見る。











「じゃ!19時に〇〇公園に持って行くね」










これでまた今日会える。













友「満足そうな顔して。」


「まじ、近々結婚だわ(笑)」











この時はまだ8割冗談2割本気程度で。

いや、4割くらい本気かも。








ただ彼女とまた話せることが嬉しかった。








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設定タグ:京本大我 , sixtones   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:唯音 | 作成日時:2022年12月3日 17時

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