163話 ページ25
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ア「ほう、僕と取引をしたいと？面白いことを仰る。」
フ「あはっ。小エビちゃん、度胸あるじゃん。」
ア「.......ふぅむ。あなたが僕と取引したいのはわかりましたが.......」
「しかし困りましたねぇ。確かユウさんは魔法の力をお持ちでない。」
「美しい声もなく、一国の跡継ぎというわけでもない。本当にごく普通の人間だ。」
「それだけ大きなものを望むのでしたら相応の担保が必要です。」
ジ「担保、だと？」
ア「たとえば.......ユウさんが管理しているオンボロ寮の使用権、とか。」
『！！』
ジ「！！ てめーら、最初からそれが狙いで.......」
オンボロ寮の使用権！？
ﾊﾞﾝ!!
「その話、乗ったーーーーー！！！！」とグリムが勢いよく扉を開けて入ってきた。
ユ「グリム、いつからそこに！？」
グ「も、もうこんな生活嫌なんだゾ！オレ様の毛は食洗機じゃねぇってんだ！」
ジェ「グリムさん。従業員が仕事をサボって立ち聞きとは感心しませんね。フロイド、つまみ出しておしまいなさい。」
フ「はぁ〜い。」
「まあまあ、待ちなさい2人とも。」とアズール先輩がグリムを追い出そうとする2人を止めた。
ア「ユウさん、寮生であるグリムさんがこう仰っていますよ。どうします？オンボロ寮を担保に僕と契約なさいますか？」
グ「うう、ユウ〜〜助けてくれぇ.......」
『私はユウくんに考えがあるならそれに従うよ。』
ジ「おい、ユウ。やめとけ！どうせこっちが不利な条件での契約に決まってる。」
ユ「契約の条件が聞きたい。」
ア「その潔さ、気持ちがいいですねぇ。」
ジ「おい！お前、本気かよ。」
ア「この契約の達成条件は_______」
「『3日後の日没までに、珊瑚の海にあるアトランティカ記念博物館からとある写真を奪ってくること』！」
ジ「俺たちに美術品を盗んでこいっていうのか！？」
ジェイド先輩は驚いた表情をした。なにか知ってることでもあるのかな。
ア「いいえ、美術品ではありません。奪ってきてほしいのは________」
「10年前撮影された、リエーレ王子の来館記念写真です。」
『王子の、記念写真？』
ア「博物館の入り口近くに飾ってあるもので、歴史的価値など一切ないただの写真パネルです。」
「拝借したところで、大事になったりしません。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
今日のナイトレイブンカレッジ
トレイ「ははっ、そんな急がなくても大丈夫だぞ。」
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labi(プロフ) - みあさん» いつもありがとうございます！めちゃ面白かったですよね！！声に出して笑ってましたwゴスマリ編次はどうしようかなとワクワクしながら書いてます(´∇｀)頑張りますね！応援ありがとうございます！ (2020年7月11日 1時) (
レス) id: cd389909a3 (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - お疲れ様です！！いつも楽しく読ませてもらってます！ゴスマリ後半めっちゃ面白かったですね(*´∀｀*)labiさんのゴスマリ番外編めちゃくちゃ楽しみです！！これからも応援してます！ (2020年7月10日 23時) (レス) id: f645ca31a4 (このIDを非表示/違反報告)
labi(プロフ) - リリスさん» ああ、すみません！普通に自分たちが制服着ている時に短い靴下を履いていて生足寒いとか話しているので、特に気にせず書いていました.....。スラングとして使っていると思っていただければ幸いです(´；ω；｀) (2020年7月10日 23時) (レス) id: cd389909a3 (このIDを非表示/違反報告)
リリス - 突然の質問すみません！設定に「黒の短い靴下で冬でも常に生足で黒のローファーを履いている。」ってありますが、これは靴下履いてるのか生足なのかどっちなんですかね…？？ (2020年7月10日 23時) (レス) id: d2df0bfcc2 (このIDを非表示/違反報告)
labi(プロフ) - アヤさん» お疲れ様です！！私もガチャ回す気満々だったのにストーリー読んでる途中でエラーおきちゃってオバブロ案件です← お、いいですね、ついでにマレウスもお願いしまs (2020年7月7日 22時) (レス) id: cd389909a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：labi | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tibihime031/
作成日時：2020年6月27日 12時
