可憐な少女は自由気ままに過ごしている【ツイステ】2

87話 ページ43

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グ「ふな.......ふなぁ...！？」


クロ「大会に出られればその雄姿は世界中に放映。さらに満席のコロシアムの喝采を浴びることができますよ。」

「ひゅーひゅー！期待のルーキー・グリム選手の入場です！ なんちゃって。」



学園長もやり手だな〜......






グ「や、やべぇ.......その光景が目に浮かぶようなんだゾ......」

クロ「ですが、今回は協力いただけないんでしたよね。残念ですが、この話はなかったことに。」



グ「ちょっと待った〜〜〜〜！やる！やるんだゾ！」

クロ「おや？やるんですか？」



グ「大会に出してくれるなら話は別だ！！なっ、ユウ、A！」



グリムはまた今回も上手く乗せられてしまった。
はぁ......絶対学園長に勝てないな。






ユ「マジフトって選手が7人必要なのでは？」


クロ「そこはホラ。学園長がマジカルなミラクルでなんとかあと5人の選手を補填してあげます。」




『私女なんですけど......テレビ大丈夫なんですか？』


クロ「誰も男子校に女性がいるとは思わないでしょう。ポムフィオーレにだって、女性のような容姿の方はちらほらいますし、大丈夫でしょう。」


くそーっ.....出なくて済むと思ったのに。





グ「オイユウもAも、そんな細かいことは後でいいから早速聞き込みに出かけるんだゾ！」


クロ「3人とも、頼みましたよ。」







_____保健室_____


グ「足を怪我したヤツがここにいるって話なんだゾ。たのもー！」



寮生A「なんだ？お前ら。」


寮生B「あ、『なんでもない日』のパーティにいたオンボロ寮のヤツじゃん。」

「噂の女子生徒ちゃんもいるし、かわい〜っ」



ハーツラビュル寮のこの人たちは優しそう。





グ「おお、オレ様たちもすっかり有名人だな！」

ユ「......あの、怪我した時の話を聞かせて欲しいんです。」


ユウくんは少し睨みを聞かせながら言った。
かわいいって言ってくれただけだよ！？ほんの少し足踏み入れただけでも警報なるの！？ガチセコムじゃん()





寮生A「俺にもよくわかんねぇんだよ。コイツと話しながら歩いてて.......気付いたら階段から落ちてたっていうか。」


寮生B「うん、躓いたとか滑ったとかそういうカンジじゃなくて。」

寮生A「勝ってに身体がフワッと前に出たっつーか.......うまく説明できねぇけど。」




グ「ふむふむ。なるほど。」


私たちはお礼を言って、次の話を聞きに教室へ向かった。

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今日のナイトレイブンカレッジ

トレイ「ははっ、そんな急がなくても大丈夫だぞ。」

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