68話 ページ24
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リ「君たちは誰？」
チ「俺はチェーニャ！こっちはトレイ。一緒にクロッケーしようよ。」
リ「え.......無理だよ。今は自習時間なんだ。勉強しなきゃ。」
チ「自習って、なにを勉強するか自分で決めていいがね。遊ぶのも勉強ってじーちゃんが言ってたにゃあ。」
ト「少しだけ、降りてこない？」
リ「.......。ちょ、ちょっとだけなら。」
ト「君の名前、聞いていい？」
リ「リドル、リドル・ローズハート。」
トレイ先輩とチェーニャとの出会いはこの時だったんだね。
リ「トレイとチェーニャと遊ぶのはすごく楽しかった。知らないこと、やったことない遊び。2人は沢山教えてくれた。」
「それから1日1時間だけの自習時間は毎日お母様に内緒で部屋を抜け出した。」
だんだんリドル先輩の声が近くなってきた。多分真っ直ぐ進めば見つかるだろう。
チ「えっ！リドルってイチゴのタルト食べたことにゃーの？」
リ「うん。お母様が身体に毒だからだめだって。」
ト「そりゃ食べ過ぎは良くないかもしれないけど.......。あのさ、俺んちケーキ屋なんだ。今から食べに来いよ。」
トレイ先輩の家ってケーキ屋さんだったんだ。そりゃお店みたいなケーキ作れるわけだ。凄いなあ。
リ「えっ.......でも。」
ト「1切れくらい、大丈夫だって。」
チ「俺はホールごと食べたいくらいだにゃあ〜」
リ「真っ赤なお皿に乗った、真っ赤なタルト。ボクにとってはどんな宝石よりキラキラ輝いて見えた。」
「一口食べたタルトは、すごく甘くて食べたことがないくらい美味しくて.......ボクは一口ずつ味わいながら夢中になって食べた。」
「_____時間を忘れて。」
少し奥に黒い影が見えた。目を凝らしてみると、そこにはうずくまっているリドル先輩がいた。
リドルの母「なんてこと！自習をサボっただけでなく外で砂糖の塊を食べてくるなんて！」
「あの2人がリドルを唆したのね。あんな悪い子たちと、二度と一緒に遊ぶことは許しません！」
リ「ごめんなさい、お母様！もうしないから許して......！」
リドルの母「お黙り！お前がルールを破るからいけないのよ。ああ、やっぱり自由時間なんて持たせるんじゃなかった。もっと完璧管理しなくては.......。」
子どもが誰と遊んだっていいじゃない。自分の時間まで決められて、友達まで制限されるなんて酷すぎる。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
今日のナイトレイブンカレッジ
トレイ「ははっ、そんな急がなくても大丈夫だぞ。」
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推しが尊い - ヴィル様との絡みがほしい。あとリリア様尊い (4月24日 22時) (
レス) @page1 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
labi(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» Part4くらいにリドルくんとの.......お楽しみを！笑 チェーニャもっと絡ませたい気持ちもあります..... 8まで長いですが頑張って見てください〜！嬉しいです！ (2021年3月15日 21時) (レス) id: 4d209558ed (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - リドル様の絡みもっと見たかった…… チェーニャ様は諦めよう← 8まで頑張って見なきゃ…好きでs))殴 (2021年3月15日 18時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
labi(プロフ) - モフさん» コメありがとうございます！！そう言っていただけて幸いです(><)これからも頑張ります！！ (2020年10月13日 17時) (レス) id: 49abbf1a92 (このIDを非表示/違反報告)
モフ - とても面白いです！応援してます (2020年10月10日 9時) (レス) id: 87c461cd25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：labi | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tibihime031/
作成日時：2020年6月7日 21時
