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梅雨 ページ37

太宰「梅雨だねぇ」


『そうねぇ』


窓の縁に手をかけて、その上に顎を乗せて薄暗い外を見ながら云う治


太宰「こんな日はやる気がおきないねぇ。

五月病と云うやつだね」


『だったら治は何時も五月病ね』


まぁ、今は七月なんですけどね


太宰「にしても、この時期は湿気が厭だねぇ」


『くせっ毛にとっては湿気は大変だものね』


湿気で何時もよりふわふわしている治の髪の毛を撫でる


太宰「本当だよぉ。

Aはストレートだからいいよね」



『そうね。湿気で広がらないからね。

あ、そう云えば、書類届いてたわよ』


太宰「えぇー。やらないと駄目?」


『駄目。頑張ってね』


太宰「ゔ、判ったよ」

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作者名:赤猫 | 作成日時:2018年6月8日 0時

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