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百二十一噺 ページ22
ジイド「乃公は英雄だった。
祖国を守ることが自分の天命だと信じて戦った。
戦いで乃公達は、砦に籠もる六百人の敵を、わずか四十人の部下を率いて攻略した。
だがそれは味方本部の策略だった。
既にその時本国では和平交渉は行われており、和平後の敵の交通網を奪うという軍幕僚幹部の不義に利用されたのだ」
当然、ジイド達は戦争犯罪となる
ジイド「同胞が反逆者である乃公達の敵になる。
部隊の中には自 殺する者もいた。
だが、死なない者もいた。
乃公達は祖国を失い、誇りを失った」
それが彼等がかつて軍人であったということの意味であり、今も彼等を軍人として駆動させている血液だった
彼等は戦場を求めた
何かの為に戦い、たとえ死ぬことになろうとも、自分達が何者であるかを確かに思い出させてくれる場所を
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作者名:赤猫 | 作成日時:2018年6月8日 0時