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百十七噺 ページ18

前方のミミック兵を倒しながらジイドに銃口を向ける


ジイドも同じように私に銃口を向けていた


織田「!」


銃口を向けていた時、何とも云えない感覚が襲った


なんだ?


これが、安吾の云っていた、異能力の特異点・・・?!


ジイド「これが乃公の求めた世界だ・・・」


織田「何故求めた」


ジイド「お前は何故殺しを止めた?」


織田「俺は小説家になりたかった。

ある人に云われたんだ。そうすべきだと。


その人は小説(ほん)をくれた。

俺がずっと探していた小説の下巻だ。

読む前に、酷い本だと釘を刺された」


マフィアの武装構成員とミミック兵が倒れる


ジイド「それで、どうだった」


織田「その本は・・・









とても素晴らしい本だった」

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作者名:赤猫 | 作成日時:2018年6月8日 0時

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