太宰さんの彼女【文スト】

三十八噺 ページ39

組織を壊滅し終わり今は車の中


矢っ張り壊滅させて思った


『ねぇ、姐さん。今回の任務、絶対首領が何か仕組んでるよね』


紅葉｢何故そう思う？｣


『今回の組織、姐さんの部隊だけでも戦力は十分に足りた。

それなのに首領は私にも同行しろと云った。

其れに、態々移動時間が物凄く掛かる遠いところを』


紅葉｢では、何故鷗外殿はそんな事をしたのじゃ？｣


『其れが分からない。

治が元に戻る迄は書類仕事だけを回して欲しいってお願いしたんだけど...』


あ、成程


紅葉｢如何したのじゃ？A｣


『姐さん分かったよ。

首領は唯、治と中也を一緒にしたかっただけだ』


紅葉｢！成程｣


『之は遊んでるねぇ、首領』


紅葉｢そうじゃのぅ。

如何する？このまま帰るか？

其れとも、任務完了時刻まで後二日ある。

久々に遠出をしたのじゃ、此処の土地を観光して帰るのも善いと思うが｣


『久々に姐さんと一緒に居れるから観光に行きましょ。

此処のスイーツは物凄く美味しいの。

一緒に食べよ？』


紅葉｢ちゃんとお土産を買っていかないとな｣


『そうだね』

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