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時は経ち、3年後。


A「ほーら早く食べて学校行きなさい!」

中野凜音「はーい。」

三上悠人「ねぶ…。」

佐々木一哉「A朝から声でけーよ。」

_ゴッ!

佐々木一哉「…っい!(泣)」

万次郎「一哉…A『さん』な?」

A「朝からいい音ねー、一哉!ははは!」

葛城憲人「マイキーさん、Aさん、おはようございます。」

万次郎「お、憲人おはよー。」

A「憲人が礼儀正しく挨拶なんて…今日雪でも降るのかもしや?」

君津メイ「昨日マイキーさんにメタクソ怒られたのバレバレよ憲人。…おはよーAさん。」

A「メイおはよ。…そーゆーことね(笑)」


私は今、万次郎君の施設「りあらいず」の職員として働いている。

大学の卒論テーマに、“りあらいず”のような施設が今後どのように地域経済に影響を与えていくか、を取り上げ、いろいろ密着しているうちに、ここの子どもたちとも仲良くなったこともあり、自然と働きたいと思うようになったのだ。




彩希「しゃけみっちー!」

武道「だからたーけーみーちー!彩希もう一回言ってみ!」
彩希「しゃけみち!」

万次郎「…彩希が言うなら今日からタケミっちはしゃけみっちだな!」

佐々木一哉「んじゃ、しゃけみっち、行ってきまーす。」

武道「ちょ…待て一哉!!…マイキー君なんで俺のことでは怒らないんすか!」

万次郎「…それよりお前ら学校遅れるぞー?急げよー?」

武道「…無視!?」


_「行ってきまーす!」


「りあらいず」立ち上げ当初から、いろんな理由でここに預けられる子どもたちがいた。

こんな風に話せるようになるまで、それぞれの時間がかかった。

でもみんな、万次郎君と話すと、不思議とコミュニケーションをとるようになった。


私も仕事をしながら彩希を看ることができるし、子どもたちも彩希と遊んでくれるので、何かと助かっている。

武道「…はぁ。俺ってめっちゃナメられてますよね。」

武道君は雑な扱いをされてる?けれど、庭木の手入れや万次郎君が苦手な雑務を一生懸命こなしている。子どもたちの、いつかの思春期に、きっと良き相談相手になるんじゃないかな。


彩希「おとーたん、きょうくる?」

A「そうだねぇ。お迎えにくる予定だから、それまで良い子にして待っていようね。」

彩希「うん!しゃけみちとあとぶ!」

武道「彩希…!やっとあいつら学校行ったんだからちょっと休ませてくれ〜!!」

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設定タグ:東京リベンジャーズ , 三ツ谷隆 , 佐野万次郎   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:miyuu | 作成日時:2022年1月21日 17時

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