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GAME45 ページ5

アンヤ「なんかマジ切れしてねーかあいつ。お前ら何したんだよ」


何も知らないアンヤくんたちはパカの怒りの理由すら分からない
疑問を抱いたままの状態で重い空気に巻き込んでしまったことに申し訳なさを感じる


ザクロ「...51階の禁止区域に上がったんだ。パカを尾行した」


アンヤ「はあ!?」


カイコク「あと首の骨を折るつもりでぶん殴った」



貴「!...そんなことまでしてたんですか」


ザクロ「すっ..すまない...」


禁止区域への侵入だけじゃなかったのね
まあ、あの焦りようからして他に何か仕出かしたとは思っていたけれど...


アンヤ「...お、お前らよく生きて帰ってこれたな...」


ザクロ「ああ、如犠に助けられた」


アカツキ「Aさんも一緒だったんですか?」


貴「私は別行動してたんだけど、タワー内を散策してたらばったり出会したので...保護したのよ」


アンヤ「迷子かよ」


ユズ「だからあの時、アスなんも一緒だったのか」


アンヤくんの鋭い指摘に苦笑いを浮かべるとユズさんが納得したように手を叩きながらこちらを見やったので頷き返す


ザクロ「あの時は本当に助かった、改めて礼を言う」


貴「お礼を言われるようなことはしてないわ」


カイコク「....ルールなんざ破るためにあるんでえ」


一連のやり取りと横で見ていたカイコクさんは不服があるようにつんけんした様子で言葉を漏らす


アンヤ「んだテメー反抗期か」


貴「カイコクさんはもう少し自重してください、何かあっては困ります」


カイコク「なんでぇ、Aちゃんは俺のこと心配してくれてるのかい?優しいねェ」


貴「はいはい、心配しています」


ニコリと笑顔を向けられたが冗談交じりの言い方に溜息が漏れる
一先ず軽くあしらいながら同意すればユズさんがいいかい?と口を開いた


ユズ「根絶ち作戦の概要を説明する」


そうして取り出したのは一枚の紙とペン
そこに簡易的なフロアマップを書き記していく
今回の作戦は行動組と待機組の2班に別れて行う


行動組はマキノくんを除く男性陣
待機組はマキノくんを含む女性陣


本当は私も行動組と共にしたかったのだけれど女性陣(特にカリンちゃん)から外出禁止令を出された


どうやらカイコクさんが根回ししたらしく、ニコリと不敵な笑みを向けてきた

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設定タグ:ナカノヒトゲノム , 実況中 , 鬼ヶ崎カイコク   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ティア | 作成日時:2019年9月10日 13時

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