GAME39 ページ41
ザクロ「具体的にはどんなやつだったんだ?」
アカツキ「見た目はまんまカリンさんです。ただ..この世のものとは思えない笑顔で近づいてきて...」
カリン「ねぇ、ムカつくんだけど」
アカツキ「激しく強く抱きしめられました...トラウマレベルです...」
カリン「ムカつくんだけど!!」
あの時のことを思い出したアカツキくんは身体を震わせながら感想を述べていく
その様子に叱責する彼女を尻目に苦笑いを浮かべ自分が仕入れた情報を口にした
貴「後、私が目にした情報だとマンイーターは日没になると活動を停止するようです。足止めをしていた途中、途端に動かなくなったのでその場の原因から推測に日が落ちたからかと」
ユズ「なるほど...昼行性というわけか。いずれにせよ一度調べた方が良さそうだ」
今後の作戦のために頭を悩ませるユズさんは一旦部屋に戻ることを告げた
ユズ「カイさん、部屋に荷物を取りに行きたい。すまないが用心棒を頼めるか?」
カイコク「ああ、お安い御用で」
ザクロ「ちょっと待て、ふたりだけじゃ危険だ!」
ユズ「平気さ、さっきアスなんも言ってただろう?夜には活動を中止してるって」
そう言ってユズさんはこちらにチラりと視線を投げたので首を縦に振った
ユズ「それにザッくんたち男性陣には別のお願いがある」
ザクロ「別のお願い..?」
ユズ「カリンちゃんもどきのマンイーターを採取してきて欲しいんだ」
ユズさんからの要望に考え込む様子の忍霧くん
それでも危険だからと心配しているのだろう
貴「それなら私が行きましょうか?」
ザクロ「如犠が?」
私が申出るれば必然的にユズさんの方に人員が増える
そうすれば忍霧くんの心配が無くなるだろうという考え
貴「私なら場所も直ぐにわかりますし、何かあっても対処出来ますよ」
ユズ「んーそうだね」
カイコク「いや、ダメだ」
が、思わぬ所で止められてしまった
カイコク「怪我したのに行かせると思うかい?」
貴「私なら大丈夫ですよ、これでも運動神経はいい方なんです」
カイコク「それでもダメでぇ、ここで待ってな」
そう口にしたカイコクさんの目は真剣そのもの
一向に引く気をみせない彼と長期戦になりそうだと考えた私は今回は引くことにした
貴「...わかりました」
ユズ「それじゃあ後はよろしく頼むよ」
貴「お気をつけて」
187人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ティア(プロフ) - ザクロさん» わわっとても嬉しいです、ありがとうございます!頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - すごい面白いです!更新頑張ってください (2019年8月27日 7時) (レス) id: 13cb67c2ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ティア | 作成日時:2019年8月18日 12時