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GAME01 ー1STAGEー ページ3

貴「......ん...っ...」




...あれ...私...いつの間に寝て.....




貴「...っ...眩しい...」




...日差し?...それに青空...もう朝か.....っ





ガバッ




目の前に広がる快晴と青空に驚き咄嗟に身体を起こすと視界に入ったのは辺り一面の木々
自室に居たはずの景色から一変し見覚えのない緑の中
しかもその緑_木々は先々まで広がっていることからここは森の中だとすぐに理解した




貴「...何でこんな森の中に...?...確か、いつも通り実況してあのメッセージを読んで..それで.....」




ズキッ




貴「っ!!」




ダメ...思い出そうとすると頭が痛い...



あの後に何が起きたのか、ここはどこなのか全く思い出せない現状に疑問を持ちつつ、頭を整理させるべく自分の身体を確認するが特に異常は見られない
手足を動かしてみても正常に動くし拘束されている訳でもない



異常なし...か...



現状を把握し少し考えた後、この場に居ても仕方が無いと考えゆっくり立ち上がり辺りを探索することにした




貴「それにしてもここは一体...」




少し歩き道らしき場所に出たがやはり変わらず辺り一面木々が生い茂っている
それに鳥の鳴き声や動物の気配が全くしない
こんな深い森なのだからなにかいても可笑しくないはず・・・なのに聞こえるのは柔らかな風の音だけ


何かが可笑しい...


この違和感の正体は何...?やっぱり、あのゲームが関係していることなのかしら...
最後に記載されていた[お迎えにあがります]を示すのが現実世界で起きているものだとしたら、迎えに上がられた後だということになるけど...


貴「一体何のために....?」


ふと少し先の方を見やれば、何か平たいものが落ちているのが視界に入った
直ぐに駆け寄り拾い上げれば二つの穴が空いた無地の厚紙
思わずひっくり返してみると現れたのはこの場に似つかわしくないお面だった


貴「おっ鬼!?」


つい驚き声を張り上げてしまったのが悪かったのだろう



「グゥワァァッ」



背後から聞こえたその声に振りかえれば、いきなり襲い掛かってきた狼らしい獣が飛び込んでくるのが視界に入る
赤い瞳を向けながら大口を開けた狼に右股のホルスターに手をかけた刹那_



カラン



貴「!」



ズシャアッ...

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設定タグ:ナカノヒトゲノム , 実況中 , 鬼ヶ崎カイコク   
作品ジャンル:アニメ
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ティア(プロフ) - ザクロさん» わわっとても嬉しいです、ありがとうございます!頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - すごい面白いです!更新頑張ってください (2019年8月27日 7時) (レス) id: 13cb67c2ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティア | 作成日時:2019年8月18日 12時

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