GAME09 ページ11
自己紹介の都築が始まり、アカツキくんの隣へと移行した
隣の席の子は背の低い女の子
席を立つと腰ベルトにつけているものが音を立てた
あれは...閃光弾？
「い...伊奈葉ヒミコです。好きなゲームは育成シミュレーションです。動物を育てたり、農園作ったりするのが好き..なので...」
ﾊﾟｶ「伊奈葉様ありがとうございます。貴方のささき実況、じつはワタクシとりわけ熱心に拝聴してまして、こうして生声をお聴きできるとはファンとして光栄の至り...ぜひ一度ささやいていただけないでしょうか」
ﾋﾐｺ「え...」
ヒミコちゃんのファンだと言ったパカはじわじわと彼女に近寄っていく
ﾊﾟｶ「アイラブ...ミスターパカ...と、みっ...耳元でっ」
鼻息を荒くしたパカはまるで彼女を襲うかのように迫った途端、背後から鉄パイプを持った彼がパカに殴り込む
ｺﾞｷﾝ
ﾊﾟｶ「...駆堂様、あなたの番はまだですよ」
「るせぇ!!ヘンタイ家畜野郎！なにが自己紹介だ、さっさとオレを解放しやがれ」
駆堂と呼ばれた彼の攻撃は難なくかわされ黒板のみが見事に凹んでいる
彼が起こるのも無理はないし、そう思っているのは他にもいるだろう
ﾊﾟｶ「ですから、そのために必要な自己紹介とホームルームでございます」
彼のパイプはパカによって折られ音を立てながらその場に捨てられた
その様子に舌打ちをする彼に言い聞かせるように話を続ける
ﾊﾟｶ「ワタクシへの暴力行為はルール違反と再三申し上げたはずです。今後は厳しく処分しますよ」
「上等だ、やってみろや」
ﾊﾟｶ「...今晩から貴方のお食事お気をつけください。ピーマン...めっちゃ入れますんで...」
「ちっちぇんだよ!!」
貴「ﾌﾌｯ...！」
彼とパカのやり取りが面白く、つい笑いが漏れてしまい咄嗟に口を抑えて横を向く
あの威勢の中でのちっちゃい嫌がらせにまるで親子喧嘩のような感じさえもしてくる
その後も言い争っている中、彼が格闘ゲームが得意な駆堂アンヤくんだと紹介され、しばらくその様子を眺めているとふいに彼を止める声が耳に入る
「アン坊、そのくらいにしときなよ。そのアルパカ君に絡んでも埒があかないよ。昨日までさんざん試したじゃないか」
ｱﾝﾔ「クソッ」
その言葉に諦めたのか、自席に戻る彼を横目に今度は彼女が自己紹介を始めた
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ティア(プロフ) - ザクロさん» わわっとても嬉しいです、ありがとうございます！頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (
レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - すごい面白いです！更新頑張ってください (2019年8月27日 7時) (レス) id: 13cb67c2ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティア | 作成日時：2019年8月18日 12時
