チート少女、色々な高校に愛される。

8話 ページ9

次の日の朝、6時。

やっぱり楽だな〜！

いつもより1時間多く寝れた〜

朝はあんまり口に入れたくないし、
ヨーグルトだけ食べていくか〜…


階段をおりて

備え付けで置いてあったまだ空っぽの冷蔵庫を

開くと、お菓子とヨーグルトと野菜が

置いてあった。

心寂しい〜〜〜〜〜！

必要な物は送って貰ったけど、

食器はまだ届いてなかったし、

食材と料理道具は

おじさん達が送ってくれるが、
さすがにまだ届かないだろう。


しばらくはコンビニ弁当か食堂だな〜

とかのんびりしてると、30分になってしまう。


私は急いで準備をして、

丁寧に髪の毛を梳(ﾄ)かした。

自分の白髪は好きだ。

たまに変な目で見られたが、
これは地毛だし、

生まれつきだと言ったら、

皆何も言わない。


7時になると、制服に着替えて、準備をした。

ネクタイ可愛いっ！めっちゃ！

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7:15に登校すると、人は全然居なくて、

学校に部活中の部の音だけがこだましていた。

自分の教室に入ると、

今まで全然確認できなかった席を確認した。


窓側の1番後ろ。

最高かよ。

と自分の席について本を読んでいると、

教室のドアが空いた。


？｢！早いね！君。｣

『？誰？』

五色｢僕は五色、五色工だよ！君は柳瀬さん、だよね。｣

『なんで名前知ってんの？』

五色｢警戒しないでよ！目立ってたからさ！｣

『ふーん。』


てか、五色くん早くね？

『早いね。』

五色｢男バレに入りたくて…入部届けを出しに行ってから挨拶をしにいってたんだ！｣

『へ〜。男バレなんだ。頑張ってね。』

五色｢……？……あ！｣

びっくりしたああああああ

『！？急だな、びっくりした、何？』

五色｢昨日男バレに行ったの、柳瀬さん！？｣


あぁ〜

『そうだよ、どうしたの？』

五色｢いや、実は先輩達が柳瀬さんの事s｣

五色くんのセリフを堂々と遮って、
ガラガラと音を立てたドアが開く。

｢？人いたんだ〜。｣

｢てか昨日さ〜……｣

？五色くんは何を言おうとしたんだろう？

その後も何度か五色くんが私に話しかけようとしてたが
尽(ｺﾄｺﾞﾄ)く遮られていた。


運悪。


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-昼休み-

初授業だったけど、割とわかったな。
ていうか簡単だった？かも。

｢柳瀬さ〜ん｣

『？はーい』

瀬見さんだ。

『なんでしょか？』

瀬見｢とりあえず…一緒に食堂で飯食わない？｣

『え、あいいですよ！』

五色｢あ、先輩！俺もいいですか!?｣


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