チート少女、色々な高校に愛される。

3話 ページ4

-放課後-


クソ男と会ってから1時間。

教科書もらって説明受けて学校終わって、
学校の前の文房具屋でノートとかを1式揃えて
(コンビニ寄ってお菓子買って(ﾎﾞｿ))

学校にまた戻ってきた。



ちゃんと覚えなきゃ。
場所。


まずは寮。
女子なんて先ずいないし。
男子寮の奥の小綺麗な一軒家を
お借りしたんだけど、

あ、見つけた。てか待って庭ついてる。
隠れ家みたいで周りが鬱蒼(ｳｯｿｳ)としてるが
ここだけ明るくて、木漏れ日が気持ちいい。
真っ白。スタジオみたいだな〜


キッチンもあんじゃん、

気になるのは庭だな〜
草がぼう↓ぼう↓たわわだよ。
ｼﾞｬﾝｺﾞｩって感じですね。




校舎に戻ると、部活中の人がチラホラいた。

私以外にも1年生らしい人は何人もいて、
部活を見学していた。

仮入部してからやる人とか
運動大好きな人は、てか、ムッキムキで
俺/私は運動人間だ！
みたいな人は沢山いる。

1週間見学できるらしいし
2週間は仮入部ができる。



中学生には無かったマネージャーに目をつけて、
女バレと男バレを見に行った。


中学生の時は助っ人で別部活に出ていたけど、
女バレの選手だった。

全国優勝を果たしたけど、女の子らしくしたいし、

何より、青春してみたい。


あ、
｢チビが全国語ってんじゃねぇよ！｣って思った？

一応飛べるんだよ！レシーブも出来てたし、
何よりエースだったんだから！

信じて( ˙ᒡ˙ )


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ﾊﾞｼﾝｯと強烈な音が聞こえてきた。

ここか〜と体育館に近かずこうと外廊下に出ると

体育館の出入口に人だかりが。
わぁお。


｢きゃあああ｣

｢かっこいいよ〜｣

｢すごぉい！｣

｢賢二郎くん頑張って〜♡♡｣



さらにうぁお。ここは後回ししようかな。


｢でもやっぱいちばんは〜｣

私は次の一言で足が止まった。



｢牛島くんだよね！｣


｢牛島さ〜ん！｣


聞いたことある。この名前。

身長高かくて必要以上にムキムキだったし…


なるせなるせ。



とりあえず兎にも角にも。
お礼はいいとか言ってたけど、

さっき買ったお菓子持って


差し入れでもするか。

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バレー部来ましたね。

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