ごく普通の恋物語だった ページ3
平成24年
夏休みに入って3日ほどのこと
宿題をやらずにダラダラして扇風機の前で仰向けに寝ていた。
俺は夏が一番嫌いだ。
なんでかって、そりゃもう
暑いし、汗ヤバいし、蚊ウザいし
だが何より夏になると息苦しくなのだ
暑いからと言うわけじゃなくて
本当に首を少し押さえられているような感覚
小学校2年からか急に苦しくなった
医者に行ったが原因は不明だし何もない
イライラしてたまんない。
「コンビニ……行くかな」
ポツリと呟いてはみたがコンビニに行く気になんてこれっぽっちもない。
「動くのめんどい……ダルい、つまんない」
少年
神田 太陽(かんた たいよう)は
夏に苛立ちしていた
仰向け状態を直し横になって隣においてあった漫画を読み始める
それは主人公が、ある日突然現れた美少女を少女を狙う悪党から守るために戦うアクションファンタジーだった
よくあるような物語だが
中の内容はこってあり笑いや感動がありとても面白い
「…………俺好みの可愛い美少女なんか現れないかなぁ」
普通に考えてあるはずもない事をどうしても考えてしまって夢をみる
誰にでもあるような事だが
太陽は自分の目の前に絶対!いや、確実に!
運命の相手とは現れるものだと思っていた
「……よし、コンビニ行こう」
上半身を起こし太陽は決意した
出会いを求めコンビニに行くのだった
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有仁(プロフ) - りおんさん» ありがとうございます!!励みになります!! (2015年3月11日 18時) (レス) id: 22a2163da1 (このIDを非表示/違反報告)
りおん - これからが楽しみだお!(*^。^*) (2015年3月11日 17時) (レス) id: 0dc8fe5af8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:有仁 x他1人 | 作成日時:2014年3月28日 2時