超高校級のファッションデザイナーのコロシアイ学園生活

22　久しぶりに全員集合！ ページ24

「おはようございます！オマエラ、朝になりました！」

A「よく寝たぁー」

この生活も四日目になる。あれから特に何事もなく時は過ぎていった。でも、みんなの中には不安や恐怖で不眠がちな人もいるようだ。あれっ、私って意外と鋼メンタル？

ピンポーン

部屋のインターホンが鳴った。朝から誰だろう？

石丸「突然すまない、Aくん」

ドアの前には石丸さんが立っていた。

A「石丸さん、どうしたの？」

石丸「僕は昨日の夜からずっと考えていたんだ。僕らはもっと固く協力し合うべきだってね」

真面目な石丸さんだからこそ、こんなに思い悩んでいたんだ・・・

石丸「そして、今日をその記念すべき最初の日にするのだッ！だから、すぐに食堂に集まってくれたまえ！」

石丸さんは「他の皆にも伝える」と言って全力で駆けていった・・・と思ったら歩いていった。

石丸「廊下を走るのは危ないからな！」

ここまで風紀委員発揮しなくていいよ、石丸さん。




〜食堂〜

私が呼ばれたのは最後の方だったのか、かなり人が来ていた。やがて最後の一人の苗木さんがやって来ると、石丸さんが大きな声で宣言した。

石丸「では、早速朝食会を始めるとしようか！諸君、わざわざ集まってくれてありがとう！」

桑田「断ったのに、オメーが無理矢理連れてきたんじゃん」

桑田さんがボソッと呟いた。さすが石丸さん。強引だなぁ。

江ノ島「そんな事よりさ、あれから手掛かりを掴んだヤツはいないの？」

その声にみんなが黙る。あれから何も進展はないから。

不二咲「ひょっとして、犯人って・・・例の殺人鬼だったりしないよね？」

怖いこと言わないでよ不二咲さん。

「例の殺人鬼」とはジェノサイダー翔のこと。被害者の血で「チミドロフィーバー」と書かれる現場が有名。まだ警察にも捕まえられず、かなり世間を騒がせている。

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ラッキー食べ物

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