HERO part10

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(藤ヶ谷side)




『でもさ…
あんな風に聞かれると
俺と過ごすか、みんなと騒ぐか、
どっちか選べって感じじゃない？ 笑』


藤「はは、そうともとれるか 笑
そんなつもりはないんだけど…」


『里奈ちゃんは？どう思った？』


相「いや、そんな事思わなかったですよっ
何にも…っていうか、びっくりして…」


藤「ふふ、うん。
そんな感じだったよね。
焦ってるのも可愛かったよ？」


相「っ、！？ /////」


『お熱いですねー？ 笑笑
宮っち、どうする？この甘い感じ』


宮「どうしよっか 笑
ちゅーでもしてもらう？」







ボンッ、って効果音が聞こえそうなくらい

顔を真っ赤にしてる里奈ちゃん







藤「ふふ、あんまりいじめないで？ 笑」


『ふふふ〜』


宮「Aには無い初々しさだね」


『ちょっ、宮っち！失礼だからっ 笑』


宮「あはは！」








Aの事弄りつつ、

笑顔を引き出す宮田に

ちょっとだけ安心した。







北山がいないまま、

お疲れ、って

軽く乾杯して飲み始めたビール




…なんとなく盛り上がりに欠けてる







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