HERO part10

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(北山side)





Aがくれたプレゼントは

まさかのスウェットで、

俺ら気が合うなぁって

頬が緩んだ







Aにメッセージ入れると、

被ったことに驚いた！って

素直な感想と、

いつもスウェット借りてたから

選んでみた、って

可愛い理由が返ってきた。






そういえば、

いつも俺のスウェット着てたな 笑

夏はAの部屋着が置いてあるのに、

冬は置いてねぇんだよなー

だから俺は

部屋着をプレゼントに選んだんだ。

ここに置いておくように、って。




こういうツボみたいな、

考える事が同じなのが

やっぱり居心地がいいし、

一緒に居て楽なんだよなー








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翌日、

纏わりつくニカをあしらいながら

年末独特の慌ただしい仕事をこなした






ニ「リア充…」


北「あ？仕事しろ、仕事。
クリスマスまで残業すんのか？お前」


ニ「嫌ですよっ！
だけど、帰っても1人じゃないっすか！」


北「知らんわ 笑」







彼女が居なくて寂しい男、二階堂は

幸せオーラがうざい、って

俺に視線で訴えていた 笑






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