HERO part10

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北「Aがしてくれるのは
俺は嬉しいからさ。
ただ、
不満が溜まる前に教えてくれよ？
どこまでも甘えちまうからさ…」


『ふふ、うん。
して欲しかったら言うね？』





家事をする事とか、

全然気にしてなかったけど、

ミツは気にしてくれてた。

それだけで、凄い嬉しい。




感謝の言葉、って伝えられたら

嬉しくて、気分も上がるから。




家事とか、女がする事…

ミツはそういう認識ではないんだなって。




色んな事に協力的なミツに

こんな旦那さんがいいな、って

自然と思える…







北「いつもありがと」


『ふふ、どういたしまして 笑』







私、こんなに幸せでいいのかな…

てゆか、ミツも幸せかな…



ミツから貰ってばっかりで、

ちゃんと想いを返せてるかな…






北「ん？どした？」


『…幸せだな、って』


北「ん？ 笑」






ミツを見てボーッ、としてたら

不思議そうに苦笑いされた






北「俺も。
俺も幸せだよ」


『…うん /////』





引き寄せられて

ミツの腕の中で

ゆっくりと過ごす





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