La dolce vita 8

おまけ その3 ページ35

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(二階堂side)





『…ごめんね、』



少ししたら戻ってきたAちゃん



「ミツ、大丈夫だった？」


『ん、なんか…
飲みすぎないでねって、それだけみたい 笑』


渚「相変わらずラブラブね〜」


「ミツもなかなか面倒だね 笑」




しばらく食べたり飲んだりして

どうやって切り出そうか、

俺が悩んでたら

渚ちゃんが仕掛けてくれた




渚「そういえば…
Aもうすぐ誕生日じゃん？」


『え、うん。そうだねぇ』


「え？そうなの？」




一応、俺は知らないはずだからね… 笑





渚「欲しいもの、有るの？」


『えー？何か貰えちゃう感じ？』


「俺も祝って貰っちゃってるからなぁ…」


『ふふ、そうだったね 笑』


渚「じゃぁ、2人で買ってあげるからさ 笑」


「あ、それいいね 笑」




渚ちゃん！

これは、聞けそうだ！




『んー、…』


渚「そんな悩むかね？」


『だって…
コートも欲しいけど、スカートも欲しい…』


渚「あはは、服が欲しいのね 笑」


『まぁね… 笑
このコートね、結構お気に入りだったんだけど。
何かに引っかかって、
ここ擦れちゃったんだよね…』



ほら、ここ。

って、Aちゃんが指差した所は

確かに擦れた跡があって…



これしかないな！



渚ちゃんに小さくVサインをして

俺の任務は無事に終了した




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