11、魔法薬学 ページ13
活字で見ると、〈2ヶ月が経った〉で済む時間も、実際はかなり長い。
そしてその間にも、授業は進行する。
例えば、魔法薬学。
セ「ガイラルディアが完璧な薬を作った。皆来て見てみるといい。とくに―――Mr.ロングボトム」
セブルス(勝手に呼んでいる)に褒められると気持ちがいい。
離れた席で、ポッター達がヒソヒソと話しているのが見える。おそらく、俺の悪口だろう。
セ「あぁ――Mr.ガイラルディア。後で研究室に来なさい」
不意にセブルスが言った。
何だろう？不手際でもあったのだろうか？
またもやポッター達がヒソヒソと話し始め、セブルスに減点されるのを見ながら、Aは薬に向き直った。
研究室。
キチンと整理されているそこは、薬草の管理に理想的な場所だった。
セ「ガイラルディア。これは――君のレポートだろう？」
『そうですけど』
セ「流石だ。スリザリンに10点」
『あ、ありがとうございます』
褒めるために呼んだのだろうか？
セ「今コーヒーでも淹れよう」
コーヒーというチョイスに胸が踊った。
かしゃ、とカップを出す音がする。
コーヒーはマグル式で淹れるようだ。
と、その時。
かしゃんっ…
『…セブルスッ！？』
言った瞬間、しまったと思った。
思わずファーストネームで呼んでしまったからだ。
セブルスは驚いたような顔でこっちを見ている。そして呟いた。
「アル…？」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コロン - ルーナ落ち、中々無いので嬉しいです。更新頑張ってください！ (2017年11月13日 0時) (
レス) id: ce8d4fe5fb (このIDを非表示/違反報告)
しぇるふぃあ。 - 面白いです、更新応援しています。「闇となり、闇を内側から切り崩せ。」最高☆ (2016年6月30日 16時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
青龍＠煌：紅明様マジ天使いいぃぃ(プロフ) - ありがとうございます(^^♪頑張ります！ (2014年6月26日 14時) (レス) id: 7240511650 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 面白かったです 更新頑張ってください！！ (2014年6月21日 13時) (レス) id: fff8a3448f (このIDを非表示/違反報告)
青龍＠煌：紅明様マジ天使いいぃぃ(プロフ) - pegasasu070505さん» レス遅れてすみません；；ありがとうございます(*´▽｀*) (2014年6月2日 13時) (レス) id: 7240511650 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青龍＠煌 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/koumeilove/
作成日時：2013年11月8日 2時
