銃句 ページ19
小松｢コユリ、文通というのを、知っているかしら？｣
コユリ｢えーっと…おばあ様の時代によく使われていた、今でいうメールのようなもの…です！｣
小松｢ええ、そうです。よく知っていますね＾＾｣
小松おばあ様は、キムラ家の当主で、とても厳しいけれど、とても優しい方。
私が尊敬する方！
――喋る時は緊張しちゃうけど。
小松｢コユリ、一つ、頼まれてくれないかしら？｣
コユリ｢おばあ様の言う事なら何でも！｣
小松｢ちょっと難しいかもしれないけれど、あなたならできるわ。
ある女の子に――ちょうどあなたくらいの歳よ――お手紙を書いてほしいの。
理由は、その時が来たら教えるわ。
今言えるのは……私の大切な人の頼みだから……ってことくらいね。｣
コユリ｢？？…誰にですか？｣
小松｢それも教えられないの。ごめんなさいね。｣
あったこともない人に、お手紙なんて書けるのかしら？
おばあ様が言うことだから、きっとそれは本当に大切なことなんだろうけど…。
おばあ様の言う大切な人って、誰の事かしら…？
おじい様は2年前に亡くなられたし…。
小松｢うふふ＾＾
あなたの事だから、きっと断れないと思って…こんな難しいお願いをしてしまってごめんなさいね。
あなたの思うように書いてみなさい。｣
コユリ｢は…はい！｣
悩んでいるところ、ばれちゃってた！
さすがおばあ様だわ！
よく分からないけど、とりあえず私は了承して、知らない誰かに、お手紙を書くことにしました！
・
コユリ｢うーんと…どうしよう…
引き受けてしまったけれど、何を書けばいいか本当にわからないわ！｣
おばあ様の大切な人―からの頼みごとなのよね？
――下手には書けないわ…
コユリ｢…よし！おばあ様の言ったとおり、思ったことを書こう！｣
・
・
あったことのない君へ
初めまして！
今日はいいお天気ですね。
あ、あなたの地域は違うかもしれない！
でも、私の地域は昨日大雨が降っていたから、今日は空に虹がかかっています。
とってもきれいです！
私の家の庭にはたくさんお花が咲いているから、一緒に見るともっときれいです！
庭は私が一番好きな場所です。
あなたにも、あなたの好きな場所はありますか？
教えてくれるとうれしいです！
・
おばあ様に、お手紙はエスカバ君のお兄様に渡すよう言われた。
バメル｢ありがとう、コユリちゃん。｣
コユリ｢いいえ！エスカバ君に宜しくね！｣
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空芦真＠(プロフ) - お願いですから、更新してくださいはまりました← (2013年12月27日 19時) (携帯から) (
レス) id: d5b1cfe98f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ@ネットの住人(プロフ) - ありがとうございます！えっとやり方は涼ノ宮さんのボードに書きますのでそちらを見てください！ (2013年12月26日 19時) (レス) id: b41428a779 (このIDを非表示/違反報告)
涼ノ宮(プロフ) - ユキ@ネットの住人さん» ありがとうございます！私もこれからどうしようか検討中です…。もちろんおｋです！ただ、やり方がよく分からないので、ご指導お願いします(笑) (2013年12月26日 19時) (レス) id: 0353e6eb73 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ@ネットの住人(プロフ) - これから、どのように話が動くか楽しみです！あとよろしければ友希していいでしょうか？ (2013年12月26日 19時) (レス) id: b41428a779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼ノ宮 | 作成日時：2013年12月25日 20時
