銃碌 ページ16
A｢絶対に、生きようねって…言ったのに…っ｣
戦争が、
始まった。
いつもの実戦訓練がどんなに平和だったことか。
的は、動く。生きているから。
銃が当たったら、死ぬ。生きていたから。
A｢タルコン…っ！マーク？！皆…っ｣
私の、周りの子は、皆、地面に突っ伏している。
今まで私たちに意地悪したり、ご飯くれたりした大人も、ゴロゴロ。
どれが死んでて、
どれが生きてるのか、
ワカラナイ。
皆、返事してくれない。
皆、赤い服、黒い服を着てる。
A｢嫌……嫌っ……｣
私は無我夢中で走った。
たしか、ここは、ジュンとニーナがいる部隊。
A｢二ー…駄目っ…｣
叫んでは、だめ。
敵に見つかってしまうかもしれない。
――ニーナとジュンはどこ…？
もう、目に入ったやつ、全部…
――殺しちゃえ
何考えてるの。
今、戦争中だから。
皆混乱してるから。
私達が逃げたって、誰も気づかないよ。
だから、まずはニーナとジュン、皆を探さなきゃ…。
｢ねぇ……｣
A｢きゃっ！！｣
私はとっさに銃を向けた。
ニーナ｢Aちゃん！！｣
A｢ニーナっ…！！！良かった…無事で…！！
…………ジュンは？｣
ニーナ｢ジュンが、大変なの！
…こっち来て！｣
ニーナに武器倉庫に連れていかれた。
そこには、右足を失ったジュンが横たわっていた。
A｢ジュン……！！！｣
ジュン｢……る…せーよ。…見つかん…だろ…。｣
A｢うん…ごめん…………ごめん………｣
良かった…ジュンも…ニーナも生きていて。
――いや、泣いてる場合じゃない。止血しないと！
私は自分の服を破って、ジュンの右足の切れ目をきつく縛った。
ジュン｢ぐっ｣
A｢大丈夫だよ。絶対に、大丈夫…！｣
ニーナ｢Aちゃん…私達…これから…｣
A｢うん。まずは、この戦争が終わるのを待たないとね…。
ここは武器倉庫だから、他の人たちが来るかもしれない。
それが大人たちだったらいいけど、敵の人だったら、私たち確実に殺されちゃう。
もっと安全そうな場所を確保しないと…
どうしたの？ニーナ。｣
ニーナ｢ううん＾＾
…こんな時でも、やっぱりAちゃんはしっかりしてて、頼もしいなって。｣
A｢だって…せっかく生き残れたんだもん。生き残りたいよ。｣
ニーナ｢私も手伝うよ！｣
私達はジュンを見えない隅に移動させて、外を探索しに行った。
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空芦真＠(プロフ) - お願いですから、更新してくださいはまりました← (2013年12月27日 19時) (携帯から) (
レス) id: d5b1cfe98f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ@ネットの住人(プロフ) - ありがとうございます！えっとやり方は涼ノ宮さんのボードに書きますのでそちらを見てください！ (2013年12月26日 19時) (レス) id: b41428a779 (このIDを非表示/違反報告)
涼ノ宮(プロフ) - ユキ@ネットの住人さん» ありがとうございます！私もこれからどうしようか検討中です…。もちろんおｋです！ただ、やり方がよく分からないので、ご指導お願いします(笑) (2013年12月26日 19時) (レス) id: 0353e6eb73 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ@ネットの住人(プロフ) - これから、どのように話が動くか楽しみです！あとよろしければ友希していいでしょうか？ (2013年12月26日 19時) (レス) id: b41428a779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼ノ宮 | 作成日時：2013年12月25日 20時
