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26話 ページ28

目が覚めた。

時計を確認すると朝7時。

膝には変わらず太輔の可愛い寝顔。


「私このまま寝てたのか・・・」


ぐっすり寝てる太輔を見てたら微笑ましくなって頭を撫でていた。



F「ん・・・ん〜?・・・」


ゆっくりと目を開けた太輔と目が合う。


F「・・・えぇ!?」



太輔が飛び起きてその拍子にソファから落ちた。



「ちょ、大丈夫?」



F「いって〜・・・」



「おはよ。太輔。」



F「お、おはよう・・・てかなんで?なんで俺Aの膝で・・・」


そこまで言って顔を真っ赤にした太輔。
たぶん自分で言ってて恥ずかしくなったんだろう。


「覚えてない?」


F「え?・・・ごめん・・・」


「ハハッだろうな〜昨日は結構酔ってたみたいだし。」


そう言ったら焦って、「俺なんかした!?」って。
正直に「私に抱きついてから私の膝で寝た」って言ったら手で口抑えてた。

可愛いな、このやろー。


「今日は太輔仕事じゃないのか?」


F「あぁ、うん。今日は休み・・・」


「そ、じゃあ朝ごはん、食べる?」


F「や、でも迷惑かけてばっかだし・・・」


「?誰が迷惑って言った?気にすんなよ。」


F「A・・・」


「食べてくだろ?」


F「うん、ありがと・・・」


「それにしても昨日の太輔はすっげー可愛かったなー。」


F「ちょ、やめろよ!」


私がちょっとからかったら凄く焦ってて、その様子がまた可愛いって自覚してないんだろうか?


私がキッチンで朝ごはん作ってたら太輔が後ろから抱きしめてきた。


「なに?腹減った?」


F「俺・・・可愛くなんてないから・・・」


耳元で、低めの色っぽい声でそう言った。


「太輔?放せよ。作れないだろ?」


F「良いよ?俺、Aが食べたい・・・」


ふーん。
そういえば玲華がキスマイの話してた時、「藤ヶ谷さんはセクシー担当だ」とか言ってたな。

可愛いって言ったからか?

でも、こんなのに私負けないよ?笑



「太輔?そんなに私に食べられたい?」


そう言うと「え?」って言って抱きしめる力が弱くなった。
私はその隙に体を反転させ、太輔と向かい合った。

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設定タグ:藤ヶ谷太輔 , 男前 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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柊李(プロフ) - キス濱さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2013年9月15日 20時) (レス) id: a360f01d05 (このIDを非表示/違反報告)
キス濱 - 更新頑張って!待ってます( ̄^ ̄)ゞ (2013年9月11日 11時) (レス) id: 205cc3e6f4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ちゃんぴーさん» 気にしてください。そしてアップしたらまた読んでくださいね?笑。頑張りますー(*゚▽゚*) (2013年7月31日 3時) (レス) id: a360f01d05 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - loveFさん» ありがとうございます!!頑張りますね☆ (2013年7月29日 14時) (レス) id: a360f01d05 (このIDを非表示/違反報告)
loveF(プロフ) - この小説凄く面白いです♪はまりました!続き楽しみ〜(*^∀^*)に待ってます。更新頑張って下さい。応援してます。(*^▽^)/★*☆♪ (2013年7月29日 13時) (携帯から) (レス) id: f50222ea9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊李 | 作成日時:2013年7月27日 21時

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