僕の彼女の欠点。【Cln】

15.続き ページ15

今は大仏の鼻の穴を通るやつに並んでいます。


これはAがやりたいと言い始めた訳ではなく、僕がやりたいと言った。


理由はAがくぐってるところを見ていたいから。


修学旅行でくぐったらしいけど、僕が見ていないAを他の男の子は見たんだ。


だから見てみたいと思った。


ちなみに僕はくぐらない。


最近太ってきたからくぐれないだろう。



『あのね、修学旅行の時にさ、体重60kg代のまぁまぁ太った子がいたんだけどさ、その子くぐれたんだよ！』



………わぁお


だとしても僕はくぐらない。


動画を撮りたいっていうのもあるし。



『あとちょっとだ！ころちゃん先に行く？』


「僕は入んないよ？」


『え？』


「ん？」



そんなの聞いてないと言わんばかりの顔をするA。


大体次くらいになった時に僕は穴の前で動画を撮る準備をしはじめた。



『え、ころちゃん何やってんの？』


「ん？動画撮る準備。」


『え？やだやだ撮らないで』


「無理。」



結局Aの番がきて動画は無事撮り終わった。



『はぁもう…ころちゃんのばか。』


「僕Aよりばかじゃないと思うけど。」


『うっ……まぁ確かにそうなんだけど…』



図星をつかれたからか困っているA。


このままだと時間がすぐ過ぎていってしまうから僕は手をとって



「ほら、お土産も買いに行かないといけないし行こ？」


『…うん！』



この後鹿とも戯れてホテルに向かいました。

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