僕の彼女の欠点。【Cln】

13.続き ページ13

あれからしばらく流れるプールで遊んだ後、波のプールに行った。


最後はスライダーに乗る。


二人乗りのスライダーがあったり(リア充、親子専用の膝に乗せるだけのやつ)、浮き輪に乗って滑るやつがある。


Aは全部乗る！と張り切っていた。


浮き輪のものは人気のようでかなり並んでいる。


それでもAは僕と話していればあっという間だと言っていた。


それからスライダー全部乗り、いつの間にか夕方。


Aは僕の2倍くらいはしゃいでたからか疲れていた。


家から徒歩10分のところにあるからもちろん歩いてきた。


Aは眠そうにしている。


疲れているなら無理して欲しくないし、明日は大学があるはずだ。



「A、おんぶする？」


『ん？大丈夫だよ。今日ころちゃんに迷惑かけてばっかだったし疲れてるでしょ？ごめんね。』



なんでこんなに優しいのかなと思いながらも、もっと僕に甘えて欲しいと思った。


優しくされている身だし、僕もたまにわがままを言ってしまう。


僕はAの前に行ってしゃがんだ。


そうするとAは



『ころちゃん……ありがとう。』



と言って乗ってきた。


相変わらず軽い。


それからAは眠りについた。


僕も疲れていたのでベッドにそっと寝かせて一緒に眠りについた。


その日は朝まで一緒に寝ました。

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