STAGE07 ページ31
松村「……」
絶句、というのはこの為にある言葉だっただろうか。
松村は数年ぶりに投函されたポストに入っていた政府からの書簡を見て暫く立ち尽くしていた。
松村「全員集合！」
地下に降りるなり、自分とは思えないくらいの大声が出た事に自分が1番びっくりした。
本人ですら驚いたのだから、メンバーも然り、5人はどうしたどうしたと松村の方に集まる。
松村「政府が公式的に楽団を作ったって…」
高地「楽団？」
ジェシー「前隣の国で記事になってたやつだ！」
森本「あぁ、あの記事！本当だったんだ…」
京本「どういう事、俺たち歌えなくなるって事？」
田中「北斗記事見せて」
わらわらと集まるメンバーと、田中に取られた書簡。そしてそれを覗き込む他の4人。
松村は嫌な予感を燻らせて仕方がない。
森本「…どうするよ」
田中「この明日の式典とやらでお披露目なんでしょ、行くしかないじゃん」
森本「行ってどうするの」
田中「この目でちゃんと確認しないと…俺たちの方が良いって、証明したいから」
森本は少し不安そうに、田中に向けていた視線を書簡の方に落とした。
ジェシーの声は相変わらず本調子じゃない。でも、このままその「政府の作った楽団」とやらを無視するわけにはいかない。
きっと、これは自分たちを潰す為の策略だ。
ジェシー「…何か、ヤナ予感」
京本「…もしかして、本気で言ってる？」
ジェシー「信じてはないよ。あの人たちが屈する訳がない」
高地「とにかく、明日、か」
松村「うん…」
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ネイジュ・ピエール(プロフ) - わぁぁぁっ！！フラジールだいすきな�眞話瓦覆里任爐辰舛禊鬚靴�ったです！相変わらず文才に溢れていて素晴らしいなと思いました！ (2020年9月5日 15時) (
レス) id: 6177bf07ac (このIDを非表示/違反報告)
ころころコロン(プロフ) - 初めまして！私は、ボーカロイド曲も好きでこのようなジャンルのお話も好きなので、凄く楽しんで読んでいます！丁度、ダーリンにハマっているタイミングなので、黒さんが歌っていたのが、ダーリンで凄く嬉しかったです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 34e8c9f8df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年9月1日 0時
