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高地「ほら樹、起きろよ。ジェシー、熱測る？」
ジェシー「ないと思う〜」
高地「ないと思うじゃないのよ。出てからじゃ遅いんだからさ。薬なんて滅多に入らないんだし」
半ば無理矢理脇に挟まれた体温計をチラチラと見ていると、やっと意識が覚醒してきたらしい田中が横にいるジェシーに気付き疑問の声をあげる。
森本「喉の調子が悪いんだってさ」
田中「…昨日、手引く程冷たかったけど、もしかしてそれ？」
ジェシー「んえ？」
驚いた様にぐるりと身体を動かしたおかげで体温計が落ちる。
高地が文句を言いながらすぐに脇に挟んでいたが、ジェシーの意識は完全に田中に向けられていた。
田中「昨日、夜中起きてたじゃん…」
ジェシー「あー、うん。樹も寝れてなかったみたいだしね」
田中「何か、そん時のジェシーの手、すっげぇ冷たかったからさ…」
高地「やっぱり風邪なんじゃないの？」
そのタイミングでいい具合に鳴った体温計を高地が引き抜く。
メモリに示された数字は「35.9℃」
松村「ド平熱じゃん」
高地「寧ろ平熱低くね？」
京本「暫く歌うの禁止だね」
ジェシー「やだぁ〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
高地「お前おっきい声出すなって！悪化したらどうするんだよ」
隣で森本がまだ半分おねむな田中に服を着せながら、今日は1日まったりDayだね〜なんて呟いている。
その中でどこか疑念を抱いている風な表情をジェシーに向けている京本に気付いた田中は、自分が抱えている彼への違和感はやはり自分だけじゃないのだろうと安心しつつ、森本にされるがまま服を着替えていた。
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ネイジュ・ピエール(プロフ) - わぁぁぁっ！！フラジールだいすきな�眞話瓦覆里任爐辰舛禊鬚靴�ったです！相変わらず文才に溢れていて素晴らしいなと思いました！ (2020年9月5日 15時) (
レス) id: 6177bf07ac (このIDを非表示/違反報告)
ころころコロン(プロフ) - 初めまして！私は、ボーカロイド曲も好きでこのようなジャンルのお話も好きなので、凄く楽しんで読んでいます！丁度、ダーリンにハマっているタイミングなので、黒さんが歌っていたのが、ダーリンで凄く嬉しかったです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 34e8c9f8df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年9月1日 0時
